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歯列矯正と扁桃腺切除について
2011年3月30日(水)10:15:11相談者:ろくすけ 【大阪府】 男性 41歳
この4月から小学3年生になる子どものことで相談です。
上の前歯2本(永久歯)がハの字のように開いており、定期検診で通っている歯科医院から矯正を勧められました。
親としても矯正が必要かなと考えていましたが、別のドクターの意見も聞きたいと思い、紹介状をいただいて受診しました。(歯列矯正専門の病院)ドクターの見解は、「扁桃腺が大きく、このまま矯正治療を受けてもあまり効果がでないかもしれない。」とのことでした。
「舌を正しい位置にするためのトレーニングも必要だが、扁桃腺が大きいために舌が収まるところに収まらず、歯を常時押し出しているような状態なので、扁桃腺を切除した方がよい。」ともおっしゃいました。
子どもは「受け口」もありますので、状態として重症かなと思っていましたが、歯列矯正でこのようなケースはあるのでしょうか。やはり扁桃腺を切除しないと矯正は難しい(効果が出にくい)ものでしょうか。
ちなみに耳鼻咽喉科では「大きい」と言うドクターと「気にしなくてもよい」というドクターといて、親としてもどう判断してよいのか迷っています。
ご回答のほど、よろしくお願いします。

回答 Re:歯列矯正と扁桃腺切除について
2011年4月13日(水)13:11:02回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 ろくすけさん、歯列矯正と扁桃線の関連についてのご質問ありがとうございます。
 大きな扁桃腺が不正咬合の原因となっていると考えられる症例は確かにありますね。

 歯の位置はどのような要素で決定されるかと言うことから話しを始めなければなりません。

 あご自体の位置も歯の位置や不正咬合と密接に関連していることは誰でも解ると思います。あごの位置の異常からくる不正咬合は、「上顎前突」や「下顎前突」などの前後的異常と咬み合わせが浅く奥歯が当たっているのに前歯が咬み合わない「開咬」、下の前歯が見えないくらい咬み合わせが深い「過蓋咬合」などの上下的異常があります。

 また、歯並びはこの上下のあごの位置の異常とは別の原因で起こっている事が多いです。
 つまり、上のあごの大きさと上の歯の大きさがアンバランスな場合には、歯の生える隙間が足りなくなって歯並びが悪くなります。下のあごと下の歯の大きさの場合も同様で、歯の大きさよりあごの方が大きい場合には「すきっ歯」になります。

 これには、上下の前歯の位置も歯並びの善し悪しに関連している事があります。たとえば、前歯が出ている場合には歯が並ぶスペースが拡大されて多少歯が大きくても、歯並びが良い事があります。逆に前歯が内側傾斜していると、それほど歯が大きくなくても歯並びが悪くなる事があります。

 これらの歯とあごの位置の異常のほかに、呼吸や咬む力、舌や唇の筋肉などの機能的要素を考え合わせなければなりません。

 特に口呼吸などが長期間続くことによって、下あごは後方回転しながら後退し、上のあごの幅は狭くなって、上の前歯が飛び出る「上顎前突」となることが知られています。
 いつも口を開いていることによって、鼻から下が長く、唇が足りなくなっていつも口を開き、上の前歯が飛び出ているのを「アデノイド顔貌」という場合もあります。
 このアデノイドというのは扁桃腺の一部の名称で、扁桃腺に異常がある場合に特徴的な顔の形といことです。

 つまり、アデノイド(扁桃腺)が大きいと、口呼吸を誘発し、下あごが後方へ回転して後退し、これが上顎前突の原因になりますよ!と言うことです。
 骨格の形態が下あごの大きい反対咬合の場合でも、下あごが後方へ回転するので、前方への突出具合は少なくなりますが、舌も前方へ押し出されて、上下の前歯がともに前方へ傾斜するタイプの場合は、この舌の前方突出を止めなければ、反対咬合の治療はとても難しくなります。

 これが「舌を正しい位置にするためのトレーニングも必要だが、扁桃腺が大きいために舌が収まるところに収まらず、歯を常時押し出しているような状態なので、扁桃腺を切除した方がよい。」という理由です。

 一方、耳鼻科の先生に言わせると、
1.アデノイドを含む扁桃腺群は呼吸によって外部から入ってくるバイ菌などを防御する第一砦なので、そんなに簡単に取るべきではない。

2.さらに、小学校高学年から中学生にかけて、扁桃腺が一番大きくなる時期にあたり、大人になると半分くらいまで縮小するため、わざわざこの段階で取る必要はない。

3.扁桃腺の手術は切除する部分の性質上、どうしても出血量が多く、できれば手術したくない。

と言うのが本音のようです。
 唯一、扁桃線が大きいために頻繁に高熱を繰り返したり、全身的な問題に波及する危険が大きい場合にのみ切除しましょうと言う考えです。
 つまり、上下のあごの位置に対する影響や舌の位置にはあまり重点をおいてくれないのが現状です。耳鼻科の先生のよっては、我々矯正歯科医の意見を取り入れてくれて、お願いすれば、扁桃腺の手術をしてただける先生もいらっしゃいます。

 我々矯正歯科医からすれば、原因の除去なしに治療の成功はないワケですから、あまりにもこの扁桃線の問題が大きい患者様には、やはりこのことは申し上げなければならないので、今回のようにご両親がご判断に迷うような事が起こってしまします。

 耳鼻科の先生がおっしゃっている事に重点を置くのか、それともあごや舌の位置を改善することを重要視するのかは、患者さん次第です。

 かなり難しい選択と思いますが、担当医と良く相談されて、最終的な決定をお願いします。
 少しでも、現状の理解のお役に立てれば嬉しいです。また、わからない事がありましたら、書き込みお待ちしております。

下の前歯が斜めにゆがんできました。
2011年3月1日(火)13:38:34相談者:中山 【大阪府】 女性 35歳
30歳代から徐々に下の前歯1本が両側から押されたかのように斜めに反転してきました。
幼少の頃から、歯医者では歯並びがきれいだといわれてきましたので、かなりショックです。
上の親知らずは2本とも抜歯していますが、下の歯は、歯茎から少しのぞいている感じでとくに支障がないため、抜歯していません。(下の方が、痛いと聞いたことがあります。)
下の親知らずを抜いていないため、歯並びが悪くなってきたのでしょうか?
年齢とともに歯茎が衰えてきただけでしょうか?
また、矯正は可能でしょうか?
費用はどれくらいかかりますか?
宜しくお願いします。

回答 Re:下の前歯が斜めになったのは親知らずのせい?
2011年4月13日(水)11:02:46回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
  中山さん、初めまして。回答が遅くなりごめんなさい。
  徐々に下の前歯1本が飛び出して来たようですね!!
  実際に拝見していないので、本当のところは解りませんが、書き込みから判断すると、やはり下の親知らずの「いたずら」のような気がします。

 「上の親知らずは2本とも抜歯していますが、下の歯は、歯茎から少しのぞいている感じでとくに支障がないため、抜歯していません。」とありますが、この”少しのぞいている感じ”というのが重要になります。

 下の親知らずは、下あごの曲がり角のあるために、どうしても生える隙間を確保できずに、下あごの骨の中に埋まってしまったり、さらに前方へ向かって傾斜している場合が多いです。
 この場合には、親知らずの一部分のみが歯茎の上に露出して「歯茎から少しのぞいている感じ」になる事が少なくありません。

 この状態が良くない理由は2つ

1.親知らずが奥歯を前方へ押し出して、前歯の歯並びにデコボコが生じることがある。
2.一部分だけ露出している部分からばい菌が入って、本来、歯茎の上に出る部分の歯の周りに膿が貯まって、腫れたり、痛みが出たりすることが多い。

 今回はこの1つ目の歯並びの以上が現れたのかも知れませんね。2つ目の炎症も遅かれ早かれ生じる可能性がありますので、お近くの矯正歯科医へ一度ご相談下さい。
 このように親知らずは悪さを働くこともありますが、虫歯で失った奥歯の代用として使用できる場合や、最近では歯の移植や再生医療の材料としても注目を集めていますので、悪さもしないのに抜歯してしまうのは反対です。

 ぜひ、きちんと検査をして、一緒に考えてくれる先生と相談して、どうするのがベストかを考えてみて下さい。また、解らないことがありましたら、書き込みお待ちしております。

育成医療はききますか?
2011年2月1日(火)11:05:06相談者:井之上 【滋賀県】 女性 40歳
小学2年の子供の事ですが、軟口蓋裂です。矯正が必要となっていますが、高額という事もあり、育成医療を申請したいのですが、ある矯正歯科院では、軟口蓋裂では、育成医療は利用できないと言われました。市役所にも問い合わせたところ、歯科医院で、口蓋裂が原因で、歯並びが悪くなったと判断されなければいけないと言われました。他の歯科医院にも聞いてみようとは思っているのですが、近くにはあまりないですし、行ってみてダメだと言われるのも、何件もそうなるといやです。
可能性はどうなのでしょうか?実際のところはどうなのでしょうか?

回答 Re:軟口蓋裂ですが健康保険や育成医療はききますか?
2011年2月15日(火)19:58:18回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 井之上様、軟口蓋裂の健康保険と育成医療の適用についてのご質問ありがとうございます。健康保険や育成医療については、私の得意医分野とは言えませんので、詳しい後輩に聞いてみましたので御報告します。

 その結果、軟口蓋裂であれば全ての患者様が保険適用になるワケではなく、軟口蓋裂が原因になって歯列異常や咬合異常が起こっている場合に、その矯正歯科治療には保険適用さましょうと言うことです。

 つまり、市役所で言われた「歯科医院師によって軟口蓋裂が原因で、歯並びが悪くなったと判断されなければいけない」と言う事は、現在の歯並びが軟口蓋裂が原因になっているかどうかという事が保険適用の可否に重要ですという事です。また、「ある矯正歯科院で、軟口蓋裂は育成医療は利用できない」と言われたということは、その先生は軟口蓋裂が不正咬合の原因ではないと判断したと言うことでしょう。

 やはり、最終的にはっきりさせるのであれば、歯科大学の付属病院の矯正歯科か口腔外科、または軟口蓋裂を手術された病院に問い合わせるのが確実ではないでしょうか?
 軟口蓋裂ではなくても、歯並びや咬み合わせに問題を生じている方がたくさんいます。その中で、特例として先天異常が原因で矯正治療が必要な方には矯正歯科治療にも健康保険を適用しましょうと言う主旨です。

 また、解らないことがありましたら、書き込みお待ちしております。

矯正について
2011年1月28日(金)14:30:43相談者:ERY 【大阪府】 女性 29歳
マウスピース装置(透明の取外し可能な装置)矯正をして約3年たちました。
いつもは、2週間ほどで新しい装置と交換するのですが、昨日、先生から今まで使用していた装置を後3カ月つけておいて下さい。と言われました。
そこで、私が思うことは、後3カ月も前回使っていた装置を使用するとなると、計約4カ月同じ装置をつけることになり、それは問題ないのでしょうか。現在、私は妊娠中で衛生的に心配しています。(先生は、私が妊娠中だとは知りません)
それと、今はまだ上前歯1本が少し出ています。同じ装置を3カ月も使用していて治るのでしょうか。
食事のため、2時間程装置をはずしていると歯が動いているのか、前歯が出てきているのも気がかりです。(装置をつけると元に戻りますが)
私は、妊娠中ともあり、できるだけ早く矯正を終了させたいのです。でも、先が見えなくて不安です。
先生は治療の時、いつも忙しそうで少し歯を見て、あとはアシスタントが全部します。質問も何もできない状況です。
すみませんが、ご回答お願いします。

回答 Re:担当医に聞けないブラケットをつけない矯正の悩み
2011年2月15日(火)18:40:03回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 ERYさん、こんにちは。おっしゃる通り、今までは2週間で換えていた装置を3か月と言われると、パンツを換えないでずって履いていてくださいと言われたような衝撃を受けられたと思います。

 ERYさんの治療に使用されているのは、多分インビザラインかクリアアライナーではないでしょうか?これらのブラケットをつけない治療でも、目標の位置まで歯の移動が終わったら、この位置で歯が安定するまでしばらくおさえておく期間(保定期間)が必要です。従って、歯の移動が終わったら、新しい歯の位置が落ち着くまで、しばらくの間、同じ装置を使用する必要があります。担当医の指示はすでに歯の移動が終わったので、しばらく同じ装置で安定するのを待ちますと言うことと思います。

 しかし、
1.ERYさんは、まだ上の前歯1本が少し出ていると感じている。
2.妊娠のため、同じ装置を使い続ける事に衛生上の疑問を持っている。
3.食事のため、2時間程装置をはずしているだけで前歯が出てきている。
4.できるだけ治療を早くおわらせたいのに、担当医からの説明がない。

 上記の4点が不安の元になっていると思います。
 ぜひ、担当医にもお手紙を書かれてはいかがでしょうか?
 医院のスタッフに手渡すのが嫌なら、郵便でお送り下さい。
 パソコンやホームページが得意な先生であれば、メールでも大丈夫と思います。
 矯正歯科専門医であれば、きっと私に聞くより納得できる回答が帰って来ると思います。

 現在の担当医が矯正歯科医でない場合には、お近くの矯正歯科専門医にご相談下さい。
 矯正歯科の専門医の見分け方ですが、日本矯正歯科学会のホームページに「認定医・専門医」の名簿があります。この認定医を持っている事が最低限の資格です。専門医の資格を持っていれば日本で300人のうちの一人です。
 さらに、日本臨床矯正歯科医会のメンバーでもあれば、なお安心でしょう。
 私はこの「日本臨床矯正歯科医会」の学術委員で、2月の札幌大会の実行委員長だったものですから、回答が遅くなってしまいました。ごめんなさい。

 ERYさんの場合は、担当医とのコミュニケーションの不足が、色々な不安につながっているようなので、ぜひ直接担当医から説明できるようなチャンネルを開設されるのが近道です。
 当院とは違って、お忙しい先生のようなので、手紙やメールをうまく活用してみてください。

 また、解らない事がありましたら、書き込みお待ちしております。

歯が少ない
2011年1月26日(水)10:52:29相談者:ともみ 【福岡県】 女性 34歳
小学生の頃、虫歯が多く歯医者にばかり通っていました。
何本か虫歯を抜いた記憶もあります。
それで、八重歯が生えるときに、ドラキュアみたいになるので、手術して歯並びを良くするか、八重歯の下に生えている歯を抜くか、どちらがいいか?両親に聞かれ・・・手術は痛いし、入院しなければならないし、お金もかかると言われ、両方の八重歯の下の歯を抜き針金のようなもので矯正する方法をとりました。
そのせいで、私の上の歯は2本なく、上の奥に若干空間があるような感じです。食事をする時の口腔内の音や、あごのゆがみ、噛み合わせが気になってしょうがありません。
やはり、2本足りないと、食事の時に、くちゃくちゃ音が出たり、あごがゆがんだり等など障害があるのでしょうか?
どうにか治療したほうが、いいのでしょうか?
その場合、どんな治療が必要なのでしょうか?
また、費用はどのくらいかかるものなのでしょうか?
どなたか、詳しく教えてください。
よろしくお願いいたします。

回答 Re子供の頃の矯正治療で:歯が少ないために、不快症状が起こっている??
2011年2月15日(火)18:13:02回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 ともみさん、こんにちは。小学生の頃、犬歯の後ろの歯を抜歯して、歯並びを治す矯正治療を行ったのですね。多分、治療期間は2年から3年程度であったと思います。
 従って、中学校3年生には、すでに治療は終わっていたハズです。

 現在、34歳ですから、すでに20年以上前の矯正治療になりますので、この治療の際に抜歯した歯のせいで、20年ちかく経過してから「食事をする時の口腔内の音や、あごのゆがみ、噛み合わせの異常」が起こっているとは考えにくいのではないでしょうか?

 何か別の原因があるかも知れませんので、ぜひ大きな総合病院の口腔外科や大学の付属病院などを受診して、検査されてはいかがでしょうか?現在気になっている症状の原因を突き止めることが、今は一番大切で近道と思います。

 矯正治療の後のわずかな隙間を閉鎖するのは、矯正装置さえ装着させていただければ、それほど難しいことではないですが、それで現在の不快な症状が解決できるようには思えません。

 また、解らないことがあれば、書き込みお待ちしております。

ありがとうございました
2011年2月17日(木)13:39:56返信者:ともみ
大きな病院の口腔外科で検査してみます。
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。

奥歯の矯正について迷っています
2011年1月25日(火)18:20:58相談者:みやもとさき 【愛知県】 女性 23歳
半年前、「奥歯が斜めに生えていてかみあっていないためぬいた方がよい」といわれ、虫歯でもない正常な歯をぬきました。その抜いた歯が邪魔をして生えてきていなかった親知らずをはやすためです。その歯がまっすぐはえてくることを期待してのことでしたが、残念ながら生えてきた親知らずも曲がっており、奥歯のかみ合わせはわるいままです。そこで、生えてきた親知らずの矯正をすすめられました。現在、噛み合わせがわるく困っていることもなく、歯の痛みもないのですが、将来のことを考え、やはり矯正を今のうちにしておいた方がよいのでしょうか。

回答 Re:奥歯のみの矯正に迷っています
2011年2月15日(火)17:58:11回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 みやもと様。回答が遅くなってごめんなさい。
 せっかく奥歯を抜いたのに、元の状態とたいして変わらない場所に親知らずが生えてきたようで、残念なお気持ちは良くわかります。

 みやもと様のように奥歯の咬み合わせが悪い場合、顎関節に近いところでの咬み合わせの障害が、思わぬ重篤な症状を示す事があるので、放置しておけなかったのではないでしょうか?

 たまたま、斜めに生えていた奥歯の後方に、立派な親知らずがあり、この歯をスペアの歯として使用できるのではないか?その場合には、最初から矯正治療を行わずに斜めの歯を抜歯して、後方の親知らずが正常な位置に生えて来る可能性に期待しても患者さんにとって不利益は少ないと担当医はご判断されたのだと思います。

 実際に、みやもと様のような患者様は珍しいことではありません。
 我々矯正歯科医の場合は、今斜めに生えている歯と親知らずを比較して、条件が良い方を残します。つまり、奥歯のスペースが不足しているから斜めにしか生えて来れないワケで、斜めの歯と親知らずのどちらか一方は抜歯しなければ治らない状態と思います。

 さて、ではやっぱり斜めに生えてしまった親知らずを治さなければならないか?
 ということですが、最初に述べたように、奥歯の咬み合わせの異常はあごの関節や筋肉の行動系に知らず知らずのうちに障害を与え、頭痛や耳鳴り、顎関節の障害につながる危険がありますので、我々矯正歯科医の立場からは、放置しても良いとは決して言えません。

 ただ、現在、痛みや困っていることもないのであれば、お金のかかる矯正治療をしなければならないのか、疑問に思う気持ちは良くわかります。
 ぜひ、ご近所の矯正歯科医に相談してみてください。
 すでに、斜めの歯を抜歯してスペース的には余裕があるワケですから、ブラケットを装着しないで比較的簡単な装置でも治療可能かも知れません。私は拝見していないので、軽率に申し上げられないのですが、相談する価値はあると思います。

 また、解らないことがありましたら。書き込みお待ちしております。
 それとも、札幌まで一度来てみますか?(笑)

孫の矯正に付いて
2011年1月6日(木)12:53:45相談者:田部井 【群馬県】 男性 62歳
現在矯正治療中ですがマウスピースが大きく口も閉じれない言葉も旨く発音できない状態よだれも常に出る状態で見た目もかなり異常の為学校(小2)でいじめの原因に成り精神的にも不安定な状態が続いています 歯並びが治る代わりに学校生活が不安です何とかして上げたいのですがもっと自然に近いマウスピースで治療は出来ないでしょうか教えてください

回答 Re:大きなマウスピースによる日常生活の支障:孫の矯正に付いて
2011年2月15日(火)16:20:33回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 田部井様。学会準備で御回答が遅くなってごめんなさい。
 マウスピースのご心配ごもっともです。
 一概にマウスピースと言っても、様々なものがあり、拝見しないと具体的なことは申し上げられませんが、「大きく口も閉じれない、言葉も旨く発音できない状態、よだれも常に出る状態で見た目もかなり異常の為学校(小2)でいじめの原因に成り」と言うのは緊急事態です。

 ぜひ、担当医にもこの事をお話しして、改善できる事は改善してもらった方が良いでしょう。現在、治療されているのは矯正歯科専門医でしょうか?
 もし、専門医でないようであれば、近くの矯正歯科専門医にもご相談下さい。
 マウスピースではない、別の装置で治療できるかも知れません。
 私の場合は、マウスピースはこの年齢ではほとんど使用しませんので。

 矯正歯科の専門医の見分け方ですが、日本矯正歯科学会のホームページに「認定医・専門医」の名簿があります。この認定医を持っている事が最低限の資格です。
 さらに、日本臨床矯正歯科医会のメンバーでもあれば、なお安心です。
 私はこの「日本臨床矯正歯科医会」の学術委員で、2月の札幌大会の実行委員長だったものですから、回答が遅くなってしまいました。ごめんなさい。

 小学校2年生のお孫さんが、笑顔で矯正治療を受けることができるように、お力をお貸し下さい。また、解らないことがあれば、この掲示板に書き込み、お待ちしております。

抜歯後の隙間
2010年11月16日(火)14:31:15相談者:まみこ 【兵庫県】 女性 40歳
中一の娘ですが、上下とも少し出歯で歯並びも悪かったので矯正を始めました。上下4本の抜歯をして一年になります。歯並びはきれいになりましたが、下の歯は少しずつ隙間が狭くなってきたのですが、上は抜歯した時のまま指が一本入るくらいの隙間が開いたままです。このまま閉じないのではと不安になりますが、大丈夫なのでしょうか?就寝時にヘッドキアもしています。

回答 Re:治療開始後1年で抜歯した隙間が閉じないが?
2011年2月15日(火)16:16:56回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 まみこさん、こんにちは。日本臨床矯正歯科医会札幌大会準備のため、回答が遅くなりごめんなさい。
 さて、歯を抜いたスペースがなかなか埋まらなくて、ご心配されているお気持ちは良く解ります。しかし、担当医が矯正歯科専門医であれば、あまりご心配されなくても良いと思います。

 治療期間は2年から3年と言われているのではないでしょうか?お嬢さんを拝見していないので、何とも言えませんが、通常の矯正歯科治療の動的治療はこの期間で多くの方は終了します。この期間の中で、治療の段階を大まかに分けると
1.真っ直ぐ並べる
2.犬歯の後方への移動
3.前歯の後退と抜歯スペースの閉鎖
4.仕上げ
 この4つの段階に大まかに別れます。
 まみこさんのお嬢さんの場合は、現在この1が終わって、2のあたりではないでしょうか?加えて、上の前歯をたくさん後退したい場合には、先に下の歯並びをある程度作ってから、上の犬歯を後退し、最後に上の前歯を後退します。
 つまり、治療のハイライトは治療開始後1年から1年半以上たってから行います。

 従って、治療開始1年であれば、スペースが開いているのは当然ですし、上の前歯の後退はこれからです。現在開いている上の隙間は、将来前歯を後退するたにとても大切な隙間です。

 ぜひ、担当医にも同じご質問をされ、まだ疑問なことがありしたら、この掲示板へ書き込みお待ちしております。

先天性欠如
2010年9月28日(火)14:58:40相談者:りーたん 【群馬県】 女性 41歳
13歳の長男が1年前に、歯並びが悪く受診したところ、下左右5の永久歯がないことがわかりました。受診時は左Eの歯茎が腫れていて、抜歯を勧められ、抜いてしまいました。その後、現在は床を拡げる矯正を上下つけています。担当の先生は、一般の矯正と同じような治療方針で進めていくようですが、先天性欠如で、すでに左5のスペースが空いたままなのに、大丈夫なのか心配になります。また、右5の先天性欠如の場所は、まだ乳歯がありますが、そのまま歯列矯正を始めてよいのでしょうか。
最後に、現在激しい部活(野球)をしています。今後、歯列矯正の器具をつけたまま、人やボールがぶつかって、健康な歯を痛めてしまう心配はないでしょうか。最善の方法がありましたら、教えてください。色々とお聞きしてしまい申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

回答 先天性欠如の治療方法と外傷と矯正装置の関連
2010年10月7日(木)20:43:14回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 りーたんさん、先天欠如の治療方法と矯正装置と外傷の関係のご質問ありがとうございます。
 さて、先天欠如の場合の治療方法ですが、一般的には欠損している部分のスペースを閉鎖してしまう場合と閉鎖しないでブリッジやインプラントを入れる場合と、2つ考えられます。

 この違いは、不正咬合の原因と咬合状態(上顎前突か下顎前突か、咬み合わせが深いか浅いか?)、上の歯並びや下の奥歯の状態など様々な要素が関連してきます。
 従って、歯列弓の拡大と今後の治療方針については、私ではなく担当医に直接お聞きになり、解らない部分はまた書き込みお願いします。
 あまりにも範囲が大きすぎて、満足な答えができず残念です。

 さて、野球など激しい運動と矯正装置の関係ですが、ボールや人などが口に当たった場合、大きく2つに分けて考える必要があります。

 一つは、外からの外力は歯の外側についている装置に直接かかりますので、唇や頬粘膜の内側の損傷は大きくなります。しかし、口の中の粘膜は非常に再生速度が大きいので、多少損傷しても、あまり心配はありません。

 二つ目は、外力による歯の損傷です。歯の外側につけるマルチブラケット装置は、1本1本の歯にブラケットというワイヤーを装着する溝の入った金具と隣の歯同士をつなげるような1本のワイヤーで構成されています。

 この装置は隣同士の歯を連結します。とくに治療の中盤からは比較的太くて硬いワイヤーをこのブラケットに装着しますので、外からの外力はこのワイヤーを伝って、多くの歯に伝達されるため、1本1本の歯は折れずらくなります。

 実際に私が大学病院に勤務していた頃、交通事故で口腔外科に運ばれて来た患者さんで、矯正装置(マルチブラケット)を装着されていた方を拝見した事があります。この方の場合は、歯の根は折れておらず、歯槽骨全体がゆがむように骨折していました。当然、交通事故の衝撃でマルチブラケット装置のワイヤーも曲がっていましたが、このワイヤーのおかげで歯の根が折れるのは避けられたようです。

 このように、ボールなどが当たった場合には、矯正装置によって唇や頬粘膜の損傷は大きくなりますが、歯の根の損傷は抑えられる事になると思います。

 以上、矯正装置と外傷について解る範囲ですがお答えしました。また、解らないことがあれば書き込みお待ちしております。
 最後に、お母さんのご心配は良く解りますが、まず口にボールが当たる前に逃げてくださいネ(笑)。

先天性欠如の治療
2010年10月8日(金)15:02:11返信者:りーたん
とてもわかりやすく回答していただき、ありがとうございました。相談を投稿した後に、担当医に治療経過を詳しく聞いてみました。
息子は、舌が大きいのに、歯のアーチが狭いため、まず床矯正でアーチを拡げ、その後に歯列矯正で歯並びを整え、最後に左下5はブリッジを入れるとのことです。担当医は、先天性欠如の治療よりも歯並びを治すことの方が重要と考えているようです。矯正で左下5のスペースを埋めるには、上下左右のバランスを考えて、右下Eと上の歯2本を抜歯することになり、その方がマイナスだと言います。
私と息子は歯並びのことは気にしておらず、左下5のスペースの治療をして欲しいだけでした。私自身、中学生でブリッジを入れて苦労したので、息子には、将来のことまで考えた治療を受けさせたいと思っています。矯正か、ブリッジか、将来のことを考えて、どちらの方が良いとは一概には言えないのでしょうか?
また、抜歯後1年半スペースが空いたままで、上や両隣の歯が伸びたり倒れたりしてしまわないか心配です。担当医は矯正をしている間は大丈夫というのですが、仮歯などを入れた方がよいでしょうか?
長くなってしまい、申し訳ありません。もう一度、よろしくお願いします。

回答 Re:先天性欠如部分を閉鎖するかブリッジにするか?
2010年10月15日(金)14:27:40回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 りーたんさん、お返事ありがとうございます。
 少し解ってきました。

 まず、それぞれの患者さんに、ベストの選択肢と次善の策というのがあり、それぞれ一長一短があるのが普通としましょう。

 今回のりーたんさんのお子さんの先天欠如の件では、このそれぞれの方法についてのメリットとデメリットがはっきりしてないことによって、治療に対する不信感も出てきているような気がします。

 まず、「舌が大きいのに、歯のアーチが狭い」とありますが、私の常識では舌が大きければ、歯列弓も大きく拡大されており、上下の前歯も前方へ出ている場合が多いと思います。また、すでに先天欠如があるので、拡大することによってスペースがさらに広がるわけですから、りーたんさんのご心配もごもっともです。

 ここで、要チェックなのは、前歯の出具合と歯並びの重なりが何ミリあるかです。
 もし、前歯が出ている(上顎前突または両顎前突)の場合は、先天欠如のスペースを使って前歯を後退する必要があります。
 また、歯並びが悪く、これを真っ直ぐに並べるためにも、先天欠如のスペースを使う必要があります。

 この事を考えると、担当医の先生が「床矯正でアーチを拡げ、その後に歯列矯正で歯並びを整え、最後に左下5はブリッジを入れる」という意味が良くわからないですね!
 歯並びを修正するために何ミリのスペースが必要で、前歯を後退するスペースに何ミリ必要だから、残ったスペースを閉鎖する方が良い選択なのか。または、歯並びも悪くなく、前歯も後退する必要がないから、上を歯を抜くのはムダと判断して、下の先天欠如部は閉鎖せずにブリッジにするのか?

 これを違う方向からみると、先天欠如部をブリッジにするメリットとデメリット、先天欠如部を閉鎖するメリットとデメリットということになるでしょう。

 この歯並びを並べるためのスペースと前歯を後退するためのスペースの量について、もう一度担当医に聞いてみてください。さらに、上下の第二大臼歯の生えて来るスペースについても、この時期から考えておく必要があるでしょう。

 また、日本矯正歯科学会の認定医、専門医の名簿から、ご近所の専門医を持っている先生の話しもお聞きになっておいた方が良いでしょう。

http://www.jos.gr.jp/search/index.html

 以上、少しは参考になったでしょうか?
 また、わからないとこがありましたら、書き込みお待ちしております。

ヘッドギア
2010年9月1日(水)17:31:08相談者:てとりん 【大阪府】 女性 45歳
一年前から今年12歳になる娘が矯正しています。上スペースなく八重歯可能性、先天性欠如下5番左右ということで抜歯しないのが希望でした。最初伝えています。拡大床という装置を前歯につけ 先日1年たったので検査をしました。するとヘッドギアを12時間2年つけるかそれがいやなら、永久歯がはえおわり下2本ないので上2本抜歯するといわれ
私は愕然としました。来年中学になり12時間もヘッドギアなんて毎日無理です。娘もあまりしたくないようです。
この方法しかないのでしょうか?
他の矯正にかわりたい気持ちになりました。

回答 Re:ヘッドギアも抜歯もしないで治療したい
2010年9月23日(木)19:30:32回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 てとりんさん、治療方針に関するご質問ありがとうございます。
 お嬢さんの年齢の12歳の時期は、ちょうど一番身長が伸び、乳歯の永久歯の生え替わりもほぼ終了する時期です。また、最初に生えてくる第一大臼歯(6歳臼歯)の後ろに第二大臼歯(12歳臼歯)が顔を出す時期でもあります。

 この時期の矯正治療の大切なことは、あごの位置がズレている場合に、成長を利用してこれを修正することと、できるだけ歯を抜かないで治療するための下準備の結果が出る時期です。

 てとりんさんのお嬢さんの場合は、上の犬歯が八重歯で歯並びが悪く、下の2本目の小臼歯(奥歯のすぐ手前で第二小臼歯)が先天的に欠如していると言うことですね。
 
 つまり、上は新しく生えてくる永久歯のスペースが不足しており、下は左右の第二小臼歯の先天欠如によって隙間が余ってしまっている状態です。このままでは、上の犬歯は八重歯になり、先天欠如している部分の乳歯が抜けた後は、奥歯がやや前方へ移動し、前歯もやや後退して、下の歯並びはスキマだらけの空隙歯列になります。さらに、下の前歯も後退していくので、上の前歯が出過ぎの「出っ歯」状態になってしまうことが予測されます。

 こうならないように、矯正治療を1年前から始められたと思います。
 ここからは、私の推測ですが、てとりんさんの担当医の先生は、上の犬歯のスペース足りないので、できるだけ上あごの幅を広げて犬歯のスペースを作る事から始めたようです。

 しかし、上あごを広げただけでは、足りなかったようですね。このままでは、上の犬歯の飛びで方が少し良くなるだけで、やっぱり「出っ歯八重歯、下はスキッ歯」になってしまうと判断したのだと思います。

 このため、1か2の方法を選択することにしたようです。

1.上の奥歯を後退して、犬歯のスペースを確保し、さらい上の前歯も後退する。
2.または、上の歯の本数を下と同じ本数に減らして、「八重歯」と「出っ歯」を防ぐ。

 治療を始める時に、てとりんさんからは、抜歯はしたくないとあらかじめ伝えてあり、ヘッドギアーなんか1日12時間もムリという事と思います。

 では、どのようにして「出っ歯」と「八重歯」を防ぐ事ができるのでしょか??
 私はお口の中は拝見していないので、想像だけですから、間違っていたらゴメンなさい。
 
 てとりんさんの書き込みから判断させていただくと、やはり上の小臼歯2本を抜歯するか、ヘッドギアーがどうしても必要と思います。場合によっては、抜歯とヘッドギアーの両方が必要になる可能性もあるでしょう。

 すでに下の歯が2本足りないワケですから、上の小臼歯の抜歯も良い選択肢と思います。また、頑張ってヘッドギアーを使ってくれれば、抜かない治療も可能かも知れません。

 「来年中学になり12時間もヘッドギアなんて毎日無理です。」と書かれていますが、私の患者さんは、みんな頑張ってくれていますヨ。

 学校にはして行かなくて良いですし、帰宅してから、食事の時もお風呂の時も歯ミガキの時も外す事ができますので、ぜひ頑張ってみてはいかがでしょうか??中学生どころか高校生や大人の方にもヘッドギアーを使用して、抜かない上顎前突の治療や、「出っ歯」にないで歯並びを治す治療を私は実践しています。

 ヘッドギアーは、はたで見るととんでもなく大変な装置のように見えますが、実際につけてみると、本人への負担はメガネをかける程度です。また、つけたまま、勉強もできるし、小さなお菓子は食べられますし、ストローを使えばジュースも飲めます。装置の着脱も慣れてしまえば5秒でできるようになりますので、ぜひ考え直していただきたいと思います。

 ヘッドギアーは骨折した時のギブスに似ている所があります。多少不自由ですが、使用した方が絶対に患者さんの利益につながるので、私は躊躇なく必要な場合はヘッドギアーを使用します。

 また、解らない事がありましたら、書き込みお待ちしております。

Re:ヘッドギア
2010年9月27日(月)21:01:14返信者:匿名
詳しい説明ありがとうございます。
ヘッドギアでがんばってみることにしました。
見るとやはりよいイメージ(すいません)がなく 拒否反応が正直でてしまい 拡大床装置もしていたので
あわててしまったのも事実です。
先生の説明本当に疑問がとれました。
娘とできるだけ付けれるようがんばります。


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