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先天性欠如
2010年9月28日(火)14:58:40相談者:りーたん 【群馬県】 女性 41歳
13歳の長男が1年前に、歯並びが悪く受診したところ、下左右5の永久歯がないことがわかりました。受診時は左Eの歯茎が腫れていて、抜歯を勧められ、抜いてしまいました。その後、現在は床を拡げる矯正を上下つけています。担当の先生は、一般の矯正と同じような治療方針で進めていくようですが、先天性欠如で、すでに左5のスペースが空いたままなのに、大丈夫なのか心配になります。また、右5の先天性欠如の場所は、まだ乳歯がありますが、そのまま歯列矯正を始めてよいのでしょうか。
最後に、現在激しい部活(野球)をしています。今後、歯列矯正の器具をつけたまま、人やボールがぶつかって、健康な歯を痛めてしまう心配はないでしょうか。最善の方法がありましたら、教えてください。色々とお聞きしてしまい申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

回答 先天性欠如の治療方法と外傷と矯正装置の関連
2010年10月7日(木)20:43:14回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 りーたんさん、先天欠如の治療方法と矯正装置と外傷の関係のご質問ありがとうございます。
 さて、先天欠如の場合の治療方法ですが、一般的には欠損している部分のスペースを閉鎖してしまう場合と閉鎖しないでブリッジやインプラントを入れる場合と、2つ考えられます。

 この違いは、不正咬合の原因と咬合状態(上顎前突か下顎前突か、咬み合わせが深いか浅いか?)、上の歯並びや下の奥歯の状態など様々な要素が関連してきます。
 従って、歯列弓の拡大と今後の治療方針については、私ではなく担当医に直接お聞きになり、解らない部分はまた書き込みお願いします。
 あまりにも範囲が大きすぎて、満足な答えができず残念です。

 さて、野球など激しい運動と矯正装置の関係ですが、ボールや人などが口に当たった場合、大きく2つに分けて考える必要があります。

 一つは、外からの外力は歯の外側についている装置に直接かかりますので、唇や頬粘膜の内側の損傷は大きくなります。しかし、口の中の粘膜は非常に再生速度が大きいので、多少損傷しても、あまり心配はありません。

 二つ目は、外力による歯の損傷です。歯の外側につけるマルチブラケット装置は、1本1本の歯にブラケットというワイヤーを装着する溝の入った金具と隣の歯同士をつなげるような1本のワイヤーで構成されています。

 この装置は隣同士の歯を連結します。とくに治療の中盤からは比較的太くて硬いワイヤーをこのブラケットに装着しますので、外からの外力はこのワイヤーを伝って、多くの歯に伝達されるため、1本1本の歯は折れずらくなります。

 実際に私が大学病院に勤務していた頃、交通事故で口腔外科に運ばれて来た患者さんで、矯正装置(マルチブラケット)を装着されていた方を拝見した事があります。この方の場合は、歯の根は折れておらず、歯槽骨全体がゆがむように骨折していました。当然、交通事故の衝撃でマルチブラケット装置のワイヤーも曲がっていましたが、このワイヤーのおかげで歯の根が折れるのは避けられたようです。

 このように、ボールなどが当たった場合には、矯正装置によって唇や頬粘膜の損傷は大きくなりますが、歯の根の損傷は抑えられる事になると思います。

 以上、矯正装置と外傷について解る範囲ですがお答えしました。また、解らないことがあれば書き込みお待ちしております。
 最後に、お母さんのご心配は良く解りますが、まず口にボールが当たる前に逃げてくださいネ(笑)。

先天性欠如の治療
2010年10月8日(金)15:02:11返信者:りーたん
とてもわかりやすく回答していただき、ありがとうございました。相談を投稿した後に、担当医に治療経過を詳しく聞いてみました。
息子は、舌が大きいのに、歯のアーチが狭いため、まず床矯正でアーチを拡げ、その後に歯列矯正で歯並びを整え、最後に左下5はブリッジを入れるとのことです。担当医は、先天性欠如の治療よりも歯並びを治すことの方が重要と考えているようです。矯正で左下5のスペースを埋めるには、上下左右のバランスを考えて、右下Eと上の歯2本を抜歯することになり、その方がマイナスだと言います。
私と息子は歯並びのことは気にしておらず、左下5のスペースの治療をして欲しいだけでした。私自身、中学生でブリッジを入れて苦労したので、息子には、将来のことまで考えた治療を受けさせたいと思っています。矯正か、ブリッジか、将来のことを考えて、どちらの方が良いとは一概には言えないのでしょうか?
また、抜歯後1年半スペースが空いたままで、上や両隣の歯が伸びたり倒れたりしてしまわないか心配です。担当医は矯正をしている間は大丈夫というのですが、仮歯などを入れた方がよいでしょうか?
長くなってしまい、申し訳ありません。もう一度、よろしくお願いします。

回答 Re:先天性欠如部分を閉鎖するかブリッジにするか?
2010年10月15日(金)14:27:40回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 りーたんさん、お返事ありがとうございます。
 少し解ってきました。

 まず、それぞれの患者さんに、ベストの選択肢と次善の策というのがあり、それぞれ一長一短があるのが普通としましょう。

 今回のりーたんさんのお子さんの先天欠如の件では、このそれぞれの方法についてのメリットとデメリットがはっきりしてないことによって、治療に対する不信感も出てきているような気がします。

 まず、「舌が大きいのに、歯のアーチが狭い」とありますが、私の常識では舌が大きければ、歯列弓も大きく拡大されており、上下の前歯も前方へ出ている場合が多いと思います。また、すでに先天欠如があるので、拡大することによってスペースがさらに広がるわけですから、りーたんさんのご心配もごもっともです。

 ここで、要チェックなのは、前歯の出具合と歯並びの重なりが何ミリあるかです。
 もし、前歯が出ている(上顎前突または両顎前突)の場合は、先天欠如のスペースを使って前歯を後退する必要があります。
 また、歯並びが悪く、これを真っ直ぐに並べるためにも、先天欠如のスペースを使う必要があります。

 この事を考えると、担当医の先生が「床矯正でアーチを拡げ、その後に歯列矯正で歯並びを整え、最後に左下5はブリッジを入れる」という意味が良くわからないですね!
 歯並びを修正するために何ミリのスペースが必要で、前歯を後退するスペースに何ミリ必要だから、残ったスペースを閉鎖する方が良い選択なのか。または、歯並びも悪くなく、前歯も後退する必要がないから、上を歯を抜くのはムダと判断して、下の先天欠如部は閉鎖せずにブリッジにするのか?

 これを違う方向からみると、先天欠如部をブリッジにするメリットとデメリット、先天欠如部を閉鎖するメリットとデメリットということになるでしょう。

 この歯並びを並べるためのスペースと前歯を後退するためのスペースの量について、もう一度担当医に聞いてみてください。さらに、上下の第二大臼歯の生えて来るスペースについても、この時期から考えておく必要があるでしょう。

 また、日本矯正歯科学会の認定医、専門医の名簿から、ご近所の専門医を持っている先生の話しもお聞きになっておいた方が良いでしょう。

http://www.jos.gr.jp/search/index.html

 以上、少しは参考になったでしょうか?
 また、わからないとこがありましたら、書き込みお待ちしております。

ヘッドギア
2010年9月1日(水)17:31:08相談者:てとりん 【大阪府】 女性 45歳
一年前から今年12歳になる娘が矯正しています。上スペースなく八重歯可能性、先天性欠如下5番左右ということで抜歯しないのが希望でした。最初伝えています。拡大床という装置を前歯につけ 先日1年たったので検査をしました。するとヘッドギアを12時間2年つけるかそれがいやなら、永久歯がはえおわり下2本ないので上2本抜歯するといわれ
私は愕然としました。来年中学になり12時間もヘッドギアなんて毎日無理です。娘もあまりしたくないようです。
この方法しかないのでしょうか?
他の矯正にかわりたい気持ちになりました。

回答 Re:ヘッドギアも抜歯もしないで治療したい
2010年9月23日(木)19:30:32回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 てとりんさん、治療方針に関するご質問ありがとうございます。
 お嬢さんの年齢の12歳の時期は、ちょうど一番身長が伸び、乳歯の永久歯の生え替わりもほぼ終了する時期です。また、最初に生えてくる第一大臼歯(6歳臼歯)の後ろに第二大臼歯(12歳臼歯)が顔を出す時期でもあります。

 この時期の矯正治療の大切なことは、あごの位置がズレている場合に、成長を利用してこれを修正することと、できるだけ歯を抜かないで治療するための下準備の結果が出る時期です。

 てとりんさんのお嬢さんの場合は、上の犬歯が八重歯で歯並びが悪く、下の2本目の小臼歯(奥歯のすぐ手前で第二小臼歯)が先天的に欠如していると言うことですね。
 
 つまり、上は新しく生えてくる永久歯のスペースが不足しており、下は左右の第二小臼歯の先天欠如によって隙間が余ってしまっている状態です。このままでは、上の犬歯は八重歯になり、先天欠如している部分の乳歯が抜けた後は、奥歯がやや前方へ移動し、前歯もやや後退して、下の歯並びはスキマだらけの空隙歯列になります。さらに、下の前歯も後退していくので、上の前歯が出過ぎの「出っ歯」状態になってしまうことが予測されます。

 こうならないように、矯正治療を1年前から始められたと思います。
 ここからは、私の推測ですが、てとりんさんの担当医の先生は、上の犬歯のスペース足りないので、できるだけ上あごの幅を広げて犬歯のスペースを作る事から始めたようです。

 しかし、上あごを広げただけでは、足りなかったようですね。このままでは、上の犬歯の飛びで方が少し良くなるだけで、やっぱり「出っ歯八重歯、下はスキッ歯」になってしまうと判断したのだと思います。

 このため、1か2の方法を選択することにしたようです。

1.上の奥歯を後退して、犬歯のスペースを確保し、さらい上の前歯も後退する。
2.または、上の歯の本数を下と同じ本数に減らして、「八重歯」と「出っ歯」を防ぐ。

 治療を始める時に、てとりんさんからは、抜歯はしたくないとあらかじめ伝えてあり、ヘッドギアーなんか1日12時間もムリという事と思います。

 では、どのようにして「出っ歯」と「八重歯」を防ぐ事ができるのでしょか??
 私はお口の中は拝見していないので、想像だけですから、間違っていたらゴメンなさい。
 
 てとりんさんの書き込みから判断させていただくと、やはり上の小臼歯2本を抜歯するか、ヘッドギアーがどうしても必要と思います。場合によっては、抜歯とヘッドギアーの両方が必要になる可能性もあるでしょう。

 すでに下の歯が2本足りないワケですから、上の小臼歯の抜歯も良い選択肢と思います。また、頑張ってヘッドギアーを使ってくれれば、抜かない治療も可能かも知れません。

 「来年中学になり12時間もヘッドギアなんて毎日無理です。」と書かれていますが、私の患者さんは、みんな頑張ってくれていますヨ。

 学校にはして行かなくて良いですし、帰宅してから、食事の時もお風呂の時も歯ミガキの時も外す事ができますので、ぜひ頑張ってみてはいかがでしょうか??中学生どころか高校生や大人の方にもヘッドギアーを使用して、抜かない上顎前突の治療や、「出っ歯」にないで歯並びを治す治療を私は実践しています。

 ヘッドギアーは、はたで見るととんでもなく大変な装置のように見えますが、実際につけてみると、本人への負担はメガネをかける程度です。また、つけたまま、勉強もできるし、小さなお菓子は食べられますし、ストローを使えばジュースも飲めます。装置の着脱も慣れてしまえば5秒でできるようになりますので、ぜひ考え直していただきたいと思います。

 ヘッドギアーは骨折した時のギブスに似ている所があります。多少不自由ですが、使用した方が絶対に患者さんの利益につながるので、私は躊躇なく必要な場合はヘッドギアーを使用します。

 また、解らない事がありましたら、書き込みお待ちしております。

Re:ヘッドギア
2010年9月27日(月)21:01:14返信者:匿名
詳しい説明ありがとうございます。
ヘッドギアでがんばってみることにしました。
見るとやはりよいイメージ(すいません)がなく 拒否反応が正直でてしまい 拡大床装置もしていたので
あわててしまったのも事実です。
先生の説明本当に疑問がとれました。
娘とできるだけ付けれるようがんばります。

根っこを引き出すための小矯正
2010年8月20日(金)16:01:48相談者:トミー 【東京都】 女性 58歳
上前歯の差し歯{セラミックス)が転んだ時ぶつけてしまい少し欠けてしまったので新しい差し歯に取り替えることになり削ったら何と医師に根っこが短くて差し歯に出来ないと言われました。根っこを上に1-2ミリでも引っ張り上げる為にその差し歯の両側三本を裏から小矯正するのはどうか?と言われました。費用は当初は矯正無しの13万だったのですが小矯正となるとプラス7万円という事でした。期間は4週間です。ただし転んだ時に当差し歯の隣の歯もぶつけた拍子にぐら付いてしまい、まだ違和感が残っているのでもう少しその歯が落ち着いてからだったら考えても良いとお答えしました。
お聞きしたいのは4週間位の矯正で根っこを引き出す事は可能なのでしょうか?お忙しい所恐縮ですが宜しくお願いいたします。

回答 Re:根っこを引き出すための小矯正
2010年9月1日(水)12:05:12回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 トミー様、歯を引っ張り上げる小矯正のご質問ありがとうございます。
 担当の先生は矯正のテクニックも持たれているようですね!

 さて、4週間で1〜2mmmの挺出(歯が出る方向に引っ張り上げる)は可能と思います。ただ、目標の歯は挺出しますが、この歯を挺出させるために使用した歯は、逆に圧下(沈み込む)することになります。これは、基本的な物理の法則そのまんまです。

 しかし、「転んだ時に当差し歯の隣の歯もぶつけた拍子にぐら付いてしまい、まだ違和感が残っている」という部分が気になります。もし、歯の根と歯槽骨の間にある歯根膜という組織が壊れていたり、修復によって歯の根とあごの骨が直接「癒着」しているような場合には、歯の移動ができなくなる可能性もありますにで、注意が必要です。

 費用に関しては、そこの先生次第ですので、何ともお答えできかねますので、御了承下さい。

 やはり、担当の先生とよく相談して、納得がいってから治療を始めるのが良いでしょう。また何か、心配なことで歯の移動に関することがあれば、書き込みお待ちしております。

固定用ワイヤーを外すには
2010年6月24日(木)14:20:56相談者:ママさん 【福岡県】 女性 24歳
以前矯正治療をしており、完了してから六年近く経ちます。最後に診察してもらったときに、下の前歯六本に渡って、接着剤で固定用のワイヤーを一本付けてもらい、一年後にそれを取りに来るように言われました。
しかし引越しをしたこともありなかなか病院に行けず、時が経つにつれなんとなく行きづらく今もワイヤーがついたままです。
もちろん早く診てもらうのが一番なのでしょうが、時間が経っているため高い料金を請求されるのではないかと思って行けません。
病院によって違うのかもしれませんが、料金はどれぐらいかかるでしょうか。また、通っていた病院以外でもワイヤーを外してくれるのでしょうか。

回答 Re:固定用ワイヤーを外すには
2010年7月14日(水)14:47:14回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 ママさん、初めまして。回答が遅れてゴメンなさい。
 以前かかっていた先生は。現在のお住まいから、かなり遠いのでしょうか?
 もし、可能であれば、ぜひ担当医に診ていただくのが一番です!

 私もよく「しばらく行ってないので行くにくい」と言われますが、担当医としては自分が治療した患者さんが久ぶりに来ていただくと、本当に嬉しいものですよ。
 ご心配されている「時間が経っているため高い料金を請求されるのではないか」と言うことは、ないと思いますので、ご安心下さい。少なくても、私の知り合いに、そのような先生はおりませんよ。

 現在、下の歯につけているのは、固定式のリテーナーでフィックストタイプのリテーナーと言います。私の場合には、この固定式の装置は、歯石の除去や歯のクリーニングを行いなががら、できるだけ長い期間つけておくようにしています。もっと言うと可能な限り外さないようにしています。

 患者様から「どうしても外して欲しい」という要望がある場合と、虫歯などになってしまった場合、さらに転勤や転居などで、この装置のメインテナンスができない場合にのみ、このフィックストタイプのリテーナーを外すことにしています。

 一番気をつけなければならないのは、外したことによって、また歯並びが悪くなってしまう事です。自分が治療した患者さん以外の場合は、患者さんの希望でフィックストタイプのリテーナーを外したはいいですが、また歯並びが悪くなってしまった責任を負うことはできません。
 このため、私の場合は私が治療した患者さん以外のフィックストタイプのリテーナーを外す事はありません。

 ママさんも、少しご面倒でも、ぜひ治療された先生に一度診せて、その医院で外してもらう事をお薦めします。

 また解らないことがありましたら、書き込みお待ちしております。

開咬の子供の矯正について
2010年6月21日(月)09:27:42相談者:卯月 【北海道】 女性 40歳
7歳の子供が一般歯科で開咬と診断され矯正歯科受診を勧められました。3軒受診したのですが皆治療法が違います。
1、トレーニング(舌癖の為、タンガードも使用)と12歳まで取り外しのできる装置をつける。場合によっては第二期矯正有。
2、トレーニングと現時期からブラケットによる矯正(期間約1年)
3、トレーニングと12歳まで機能性顎矯正装置を使用。場合により第二期矯正有。
トレーニングはどちらでも必要ですがその他の治療法や期間が違いとても悩んでいます。宜しくお願い致します。

回答 Re:開咬の子供の矯正について
2010年7月9日(金)17:52:24回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 卯月さん、初めまして。 回答が遅くなってゴメンなさい。
 さて、開咬の治療方法についてのご質問ありがとうございます。

 卯月さんにすれば、全部、治療の方法が異なっているように見えるかも知れませんが、共通点も探してみてはいかがでしょうか?

 まず、3件ともトレーニングを行うのは共通していると思いますので、卯月さんのお子様の場合は、「舌癖」が開咬の原因になっているようです。
 私も、開咬の子供の場合には、このトレーニングが非常に重要と考えています。この舌のトレーニングだけで、開咬が閉じて来ることもあります。

 異なっている点は

1.タンガードを併用し、永久歯の交換まで「取り外しのできる装置」を使用。
2.部分的にブラケットをつけて約1年の予定で初期治療をする。
3.機能的装置を永久歯の交換まで使用して、永久歯になってから二期治療(本格矯正)を行う。

 3番目の本格矯正については、1.2で触れていないだけで、矯正歯科専門医であれば、永久歯への交換が終了した後に、必ずこの治療が必要かどうか判定することになると思いますので、その他の先生と違っているワケではありません。

 従って、「タンガード」か「部分的なブラケット」か「機能的な装置」かの選択になると思います。

 「タンガード」は舌が歯を押し出さないように機械的に押さえておく装置なので、目的は「舌のトレーニング」と同じです。つまり、1の先生は舌の癖を最重点に初期治療を行うという事でしょう。

 「部分的なブラケット」は、前歯の位置と歯並びを整えることを平行して行うと言うことです。つまり、舌の癖だけでなく、前歯の位置のコントロールも積極的に治療初期から行って行く治療方法です。どちらかと言えば、私はこの2の先生の考え方に近いかも知れません。

 「機能的な装置」ですが、これには様々な種類と理論があり、ここではっきりとどのような種類のものをお使いになるのか解りません。大まかに言えば、どちらかと言うとワンブロックの上下の歯にはめ込むような装置が多く、話しにくく、最初は少し使用するのに抵抗があるかもしれません。しかし、頑張って使用していただければ、アゴ自体の成長をコントロールしたり、自然に上あごの幅を広げたりできる装置もあり、とても有効な場合もあります。

 以上、卯月さんの書き込みに対する解説でしたが、やはり大切なのは「診断」です。
 なぜ、開咬になっており、どの部分が原因になっているのか?

1.あごの大きさと歯の大きさのバランスはどうか?
2.上下の前歯の顔全体に対する位置はどうか?
3.上下のあご自体の位置に問題はないか?
4.悪い癖による歯やあごの位置異常はないか?
5.筋肉のバランスの崩れや強さの異常はないか?
6.あごの関節の異常はないか?
7.永久歯の先天欠如や過剰歯など先天異常はないか?

 この結果によって、装置は選択されるべきでしょう。
 従って、「タンガード」「部分的なブラケット」「機能的な装置」によって、担当医の先生がこの大切な時期に何をしようとしているのかを理解する事が重要です。

 私の場合には、「舌のトレーニング」は勿論、上下のアゴの位置や奥歯の位置をコントロールする「ヘッドギアー」や前歯の位置をコントロールする「部分的なブラケット」も使用しますし、患者のご理解が得られれば「機能的な装置」も使用する事があります。

 結論としては、卯月さんが、現在の症状の原因を取り除くために、何が必要なのかを理解して、一番納得できる矯正歯科医で治療することが重要です。
 一旦治療を開始すると、なかなか担当医を変更するのはエネルギーのいることです。
 治療開始前には、しっかりとした理性の目を持って、担当医の話しをお聞き下さい。 

 勿論、値段の事も気になるとは思いますが、「とりあえず」ではなく「最終的な仕上がり」まで考えて話してくれて、リスクなど患者さんの嫌な事もしっかり教えてれ、すでに仕上がった似たような症例を見せてくれる先生が良いと思います。できれば、その医院のスタッフもその医院で治療されているとベストです!!

 また、解らない事がありましたら、書き込みお待ちしております。

無題
2010年7月24日(土)14:25:44返信者:匿名
丁寧な回答ありがとうございます。
トレーニングが必要なこと以外の相違点などもよくわかりました。
また先生によってアプローチの違いがあることもよくわかりました。

後は自分で判断していくしかないですね、、。
いずれにしても勇気が必要です。
ありがとうございました。

治療中断〜再開までどうすべき?
2010年6月18日(金)11:48:39相談者:寺村 【海外】 女性 36歳
1月に「歯並びが悪いまま装置を外す?」で相談させて頂いた寺村と申します。その節は本当にありがとうございました。

リテイナーに移行すると思われていた治療ですが、担当医が方針を変えたようで、4月に行った際、またも説明なく歯を削られました。上顎4番、5番目の歯の間に隙間を作るためだったようですが、クラウンがしてあった歯を削られたため、いまだに痛みと違和感があります。また、資料を請求したところ、模型は無し(信じられませんが取っていなかったようです)、レントゲン数枚、書類はPROGRESS NOTEしか貰えていません。その後、行く気がなくなり治療がストップした状態です。(先方も何も言ってきません。)

現在の歯並びでリテイナーを作ってくれる別の先生は居ないと思いますし、米国で再治療する気もないのです。しかしこのまま装置を装着していると問題が生じてきませんか?また、数人の専門医にセカンドオピニオンを聞いたところ、皆バラバラの見解で、私の治療(先天的に下顎の歯が1本無く、上顎の歯が大きい)は困難を極める、という意見さえありました。お先真っ暗な気がしてきました・・どうしたらよいでしょうか?

回答 Re:治療中断〜再開までどうすべき?
2010年6月25日(金)17:53:11回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 寺村様、こんにちは!あらら!!また行ったのですか??
 すでに、信用を失った担当医の所へ、なぜ行ったのでしょうか?
 リテーナーに変更するためでしょうか??

 現在の担当医には、もうこれ以上、触らせないようにした方が良いと思います。
 矯正装置を外して、リテーナーにしたいのであれば、セカンドオピニオンを聞きに行った先生にお申し出ください。

 「先天的に下顎の歯が1本無く、上顎の歯が大きい」状態を、歯を抜かないで仕上げるのは確かに非常に難しい事はご理解下さい。

 つまり、上下の歯の大きさも本数も違っているわけですから、一般的な歯車に例えると、うまく咬み合わせることはかなり難しいです。
 上の歯を削って、本数は上の方が多いが、大きさは下と合わせるように治療するというのが今回の治療方針です。

 この他に、上下の歯の本数を合わせるために、上の歯の本数を減らす治療や、足りない下の歯のスペースを広げて、ブリッジやインプラントを使用してこのスペースを埋める方法。または、上の奥歯を後退したり、あごの幅を広げたりして、上の歯の本数が多くスペースが足りないのを補う方法などが考えられます。

 私の場合は、歯の自然な形態を崩したくないので、歯を削る場合には片側0.3mm以内、両側で0.6mm以内に決めています。これで6本削れば、3.6mmのスペースができます。
 下の前歯の大きさは約5mmですから、10本削れば6mmのスペースができるはずです。

 多分、現在の担当医も菜時ような考えで治療に入られたのだと思いますが、様々な問題によってうまくいかなかったようですね。
 このような場合には、少し大胆ですが、一旦リセットして再出発する必要があります。

 私がルーチンの転院に必要な資料に対する必要性を言及したため、寺村様にはかなりご負担をかけたようです。初診時の資料は勿論重要ですが、専門医以外の歯科医師が矯正治療を行った場合には、レントゲンや模型がない場合も多くあります。このため、患者さんの話しから、解る範囲で推測して治療を始めることも珍しくはありません。

 従って、担当医に治療の資料を請求しても、納得のいくものが出て来ない場合には、あっさりあきらめてもらって結構です。現在の担当医も専門医であれば、日本で再治療を開始する際に、日本の新しい担当医から現在の担当医へ資料を請求すると、あっさり出て来ることもあります。

 さて、リテーナーに関してですが、現在の状態がそれほど良い状態でなければ、どうしても保定する必要もないかも知れません。日本で再治療するお気持ちが堅いようであればなおさらです。もし私が担当医であれば、現在の状態を保存した状態でも、それ以前の状態に戻った状態でも、大きな違いはないと思います。

 従って、もう現在の担当医へは通院する必要はないでしょう。もし、支払った治療費と治療内容に納得が行かなければ、担当医にその旨お話しして返金してもらうか、その後の交渉は弁護士にお任せした方が良いでしょう。

 さて、今後の事ですが、上記のように「アメリカでの治療を中止して、日本に帰国後に再治療したい」事を他の矯正専門医にお話しして、現在の状態のレントゲンや模型が欲しい事をお申し出下さい。これは、現在の状態を次の担当医へ渡すための重要な資料です。その上で、現在装着されている装置を撤去して、できればリテーナーを作製して欲しい事をお伝え下さい。もし、リテーナーを作製するを拒否された場合には、あえてリテーナーをしないでおいても良いでしょう。

 これで、現在の担当医とも顔を合わせなくて済むし、リテーナーにしなくてはならないと言うストレスからも解放されると思います。リテーナーをしなくても、元の状態に戻るだけで、さらに悪い事はあまり起こらないと思いますので、新しいドクターに見極めてもらって下さい。

 ただ、根の吸収や短縮などがありそうなので、これ以上悪化ないような処置や固定の必要などがないかどうかは、事前にご相談下さい。

 さあ、一歩前へすすみましょう。これまでの反省は必要ですが、後悔しても何も始まりません。
 事態の進行状況の御報告をお待ちしております。

Re:治療中断〜再開までどうすべき?
2010年7月2日(金)11:51:41返信者:寺村
小笠原先生、

今回も非常にありがたいアドバイスをありがとうございました。
どれだけ感謝してもしきれない思いです。

お察しのとおり、リテイナーにするために通院していました。事前に担当医には「これ以上何もできない」と言われリテイナー用に下顎の型を取っていましたので、すぐにリテイナーになると思っていたのです。またしても考えが甘かったと後悔、そして反省しています。

先生から予めアドバイスを受けていた転院時に必要な資料につきましては、私には全然負担ではありませんでしたので、どうぞ責任などはお感じになられませんようお願い申し上げます。資料を請求する過程で、模型がないこと・貰えると言われていた書類も一部しかもらえず、治療だけでなく、全てに対して不信感が増し、踏ん切りもつきました。

先生の仰るとおり前進あるのみです。先生からお借りしたお知恵を充分に使い、少しでも言い結果がだせるよう努力したいと思います。

度々で恐縮ですが、またご報告させていただきますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

急速拡大装置の途中ですが
2010年6月8日(火)14:43:00相談者:ぴよぴよ 【神奈川県】 女性 8歳
床矯正歯科医で、上あごに急速拡大装置を付け、かなり顎が広がりました。
が、それでも娘の一番前の歯が出きらずに、医師も途中で放り投げた感じになっています。

そもそも、前歯が平均女性より1.4ミリも大きく、小さな顎には、全ての永久歯を入れるのは無理だったのだとは思います。
最初から、抜歯してワイヤー矯正にすれば良かったのでしょうが。
私自身がワイヤー矯正をしてとても痛くてほとんどご飯が食べられず、痩せて行く様な状態で、母も断念した経緯が有ります。
ワイヤー矯正だけはしたくないという想いが有ります。

今更ですが、矯正歯科医に転院して、ワイヤー矯正にした方が良いでしょうか?
その場合、抜歯しますか?
今、保定期間も終わって、何もしてない状態ですので、ワイヤー矯正にするとしても、小5くらいで考えれば間に合うでしょうか?
できれば、ワイヤーは避けたかったのですが。

よろしくお願いします。

回答 矯正治療は診断が全ての基になります
2010年6月15日(火)21:09:58回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 ぴよぴよさん、こんにちは!なぜ、ワイヤー矯正は避けたいのでしょうか?
 痛いから??また、矯正歯科専門医はワイヤーを使うから行きたくないのでしょうか??

 まず、原点に戻って是非考えていただきたい。
 何のために、治療するのでしょうか??
 治療とはいったい何なんでしょう??
 「床矯正歯科医」という矯正歯科医は、いません。

 日本矯正歯科学会の認定または専門医の資格を持っているかいないかでご判断下さい。どんなに車の運転が上手でも、車の免許を持っていない人は車を運転してはいけません。本来であれば、日本矯正学会の認定医か専門医の資格を持っていなければ、矯正治療をしてはいけない事にしてただくのが、国民の皆様は一番解りやすいと思うのですが、現在の法律では「歯科医師」であれば、誰でも矯正治療を行ってもかまいません。

 ワイヤーを使用するかしないかは、単なる治療方法だけの問題で、大切なのは治療目標です。ぴよぴよさんのお考えは、装置(方法)を先に選択されてしまっているワケですから、これでは治療が本末転倒になってしまって当然です。

 どこが悪いのか?
1.あごの大きさと歯の大きさのバランスはどうか?
2.上下の前歯の顔全体に対する位置はどうか?
3.上下のあご自体の位置に問題はないか?
4.悪い癖による歯やあごの位置異常はないか?
5.筋肉のバランスの崩れや強さの異常はないか?
6.あごの関節の異常はないか?
7.永久歯の先天欠如や過剰歯など先天異常はないか?

 などなど。これらの検査の結果から、その患者様にもっとも必要な装置を必要な時期に過不足なく使用して、装置をつけていただく期間をできるだけ短く、効率よく治療する計画を立てることの基になるのが診断です。

 このように、治療に対する考え方を整理してみると、自然に疑問も消えると思います。ぜひご近所の矯正歯科医に相談していただいて、お話しを聞いてみてください。
 治療開始時期に関しても、矯正歯科専門医は大人になるまでの成長の各段階に合わせて治療計画を立案してくれるハズです。

 また、解らない事がありましたら、書き込みお待ちしております。

Re:急速拡大装置の途中ですが
2010年6月17日(木)12:28:10返信者:ぴよぴよ
お返事ありがとうございます。

やはりどうしようもないので、矯正歯科に相談に行こうと思います。

ワイヤー矯正は本当に辛かったので、どうしても避けたいという気持ちが抜けません。
娘を見ていると、床矯正は、ワイヤーと比べて痛みもなく、戻りもほとんどないので、もう少し娘の歯が小さかったら良かったとは思っています。

1以外の事は丁寧に見て下さり、特に4の「悪い癖」についてもしっかりと説明して下さったので、その点についてはとても良かったと思っています。

単に家から一番近いから、という理由で選んでしまったので、歯科選びはきちんとしないといけないですね。

相談です。
2010年6月3日(木)12:53:28相談者:かおり 【大阪府】 女性 30歳
五歳の息子について。
二歳半、三歳半の検診のたびに”交差咬合”だと判断されました。が、四歳の時に診て頂いた先生には”反対咬合”だと判断されました。先日、歯科の先生にも反対咬合だといわれました。上の前歯二本だけが、下の歯の中に少し入っている状態です。両親ともに反対咬合ではありません。歯科の先生は、赤ちゃんの時に歯が生えてきたときに、変な癖がついてしまった為こうなったのでは、といわれました。六歳になる前に、矯正をした方がよいとのこと。チンキャップ、一般によくみる矯正装置、それからもう一つ透明の装置(歯の裏につけるもの?)の三つの選択しから選んでくださいと言われました。一般によくみる矯正装置をつける場合、前歯の6本くらいにつけるので、費用は10万くらい、期間は半年で終わると言われました。。矯正をしないと、息子の発育状態の良し悪しに関わってくるのでしょうか?歯だけの問題ではなく、例えば歯をしっかりかみ締めることができないために筋肉なども弱くなってしまうのでしょうか。今後、歯科の先生にどのようなことを聞くべきなのか、自分の中で何をどう判断するべきか迷っています。

回答 矯正治療は診断が全ての基になります
2010年6月15日(火)21:07:37回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 かおりさん、こんにちは!
 2,3歳で「交叉咬合」、4歳と5歳では「反対咬合」と言われたようですが、これは単なる症状で診断ではありません。

 また、さらに「六歳になる前に矯正をした方がよい。チンキャップ、一般によくみる矯正装置、それからもう一つ透明の装置(歯の裏につけるもの?)の三つから選んでください」と言うことですが、お話しを聞いているのは、日本矯正歯科学会の認定医か専門医の資格をお持ちの先生でしょうか??

 診断というのは、どこに問題があるのかという原因を突き止めて、その原因を取り除くために必要な装置を選択することです。
 お医者さんで言えば、単なる風邪なのか、心臓や腎臓にも問題があるのか?または、糖尿病や癌が隠れていないのか?を検査をして診断して、どこが悪いかによって、薬を処方するわけです。

 矯正装置はお医者さんの処方する「薬」と同じ役割を持っていますので、患者さんの選択の余地はあまりないのが普通です。
 例えば、チンキャップは下あごの位置を修正する装置ですし、一般に良くみられるブラケットは歯を移動する装置です。また、透明の装置と言うのは良くわかりませんが、働きが異なる装置をどれでも良いと言うのは、「診断」をしていないとしか思えないのですが。

 やはり、ぜひご近所の矯正歯科医にも相談していただいて、お話しを聞いてみてください。治療開始時期に関しても、矯正歯科専門医は大人になるまでの成長の各段階に合わせて治療計画を立案してくれるハズです。

 また、解らない事がありましたら、書き込みお待ちしております。

生え始めた新しい歯
2010年5月28日(金)09:15:40相談者:驚いた母 【海外】 女性 44歳
5歳半の娘から下の真ん中あたりにある歯がグラグラしてると言われ見てみると、確かに!で、その後ろには新しい歯の先がちょっと顔を出し始めていました。その新しい歯がグラグラしてきた乳歯の後ろだけでなく、その乳歯より大きいからでしょうか、その隣りの歯にも3分の1ほどですがかかっています。ぐらぐらの乳歯の真後ろに生えてきているのでしたらさほど心配しなくてもいいのかもしれませんが、新しい歯を正常に生えさせるために、ぐらぐらした乳歯は抜くほうが良いのでしょうか。それとも自然に抜けるのを待っていても良いのでしょうか。アメリカ人の父親は幼少時に矯正をしたそうです。私は下の歯で大人の歯が1本生えてこなかった以外は問題ありません。いずれにせよ新しい歯がその跡にうまく動いてくれることを祈るばかりです。お時間のある時にお答えいただけると幸いです。

回答 Re:生え始めた新しい歯
2010年6月1日(火)20:10:36回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
驚いた母さん、こんにちは!3人に1人くらいのお母さんは、驚いたお母さんと同じような経験をしているのではないでしょうか?(笑)そのくらい、乳歯の生え替わりの時にはポピュラーな驚きですね!

 さて、お父さんが矯正治療をされているようなので、お嬢さんも歯並びが悪くなる可能性はあります。また、お母さんの場合も、下の歯の本数が1本足りない状態で、ちょうど良いワケですから、やはり少し歯のサイズが大きい可能性もあります。

 さて、グラグラしている歯の後ろ側から永久歯が生えて来る事自体は、まったく正常です。新しく生えて来た永久歯の前歯が、うまく乳歯の抜けた部分にハマルかどうかは、あごの大きさと歯の大きさのバランスがとれているかどうかということで決まります。

 下の前歯は4本ありますので、最初の1本目と2本目は、グラグラしている乳歯が抜けた後に上手に移動して何事もなかったかのような歯並びになる事が多いです。
 問題は3本目と4本目ですね。

 歯の生えてくるスペースが充分でない場合には、この後から生えて来る歯にシワ寄せが行き、歯並びが悪くなってしまう事が多いです。 ですから、本当の「驚き」はこれからですから、お楽しみに!!

 さて、現在グラグラしている乳歯を抜いた方が良いかどうかですが、グラグラであれば放っておいても自然に抜けてしまう事が多いと思います。このグラグラの歯を抜かないからと言って、歯並びが悪くなる事はありません。

 また、この乳歯の根と新しく生えて来た永久歯の位置が完全にズレている場合には、乳歯の根が吸収されないで残ってしまうために、ウラから永久歯が生えてきているのに、乳歯がグラグラしないお子さんもいます。そう考えると、乳歯がグラグラしているワケですから、乳歯の根は吸収されていますので、新しく生えて来た永久歯の位置も「当たらずしも遠からず」の所にあると考えて良いでしょう。

 一度、担当医にもぜひ診せて、お話しをお聞き下さい。また何か疑問がありましたら、書き込みお待ちしております。

親知らず
2010年5月19日(水)10:16:30相談者:ミッキー 【大阪府】 女性 15歳
15歳の矯正中の娘のことでよろしくお願いします。
非抜歯で矯正をしてい、八重歯の重なりをなくすのに歯を後方に移動させているのですがなかなか動かずスペースがないために、
親知らずの一つ前の奥歯を抜歯して親知らずを使う方法で治療しますと先生から言われました。
親知らずはレントゲンでは見えてますけどはえていない状態です。先生はとくにめずらしい方法ではありませんと話してくださったのですが、本当に今はえてきていない親知らずがきちんとはえてきてくれてかみ合わせなど影響はないのか少し不安です。
親知らずがきちんとはえてこないなどの問題がおこる可能性などはないのでしょうか?
素人からすると健康な奥歯を抜くのに抵抗感があるのですが・・・
たいていの方が抜く親知らずをぬかずその前の歯をどうしてぬくのでしょうか?
親知らずを抜かれたほうがなんだか納得いくのですが・・・
ご回答よろしくお願いします。

回答 Re:第二大臼歯を抜歯して親知らず使う治療は?
2010年6月1日(火)18:20:24回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 ミッキーさん、こんにちは!回答が遅くなってゴメンなさい。
 今回の奥歯を抜く不安や出てもいない親知らずに対する不安へのご質問は、とても当たり前の疑問ですね!

 書き込みから判断して、お嬢さんの場合は歯並びが悪い「叢生」の状態と思います。
 もう一つ、上下の前歯の位置が重要な情報ですが、今回の書き込みからは解りません。これは、顔全体に対して、上下の前歯が出過ぎなのか、正常なのか、引っ込み過ぎなのかと言うことです。

 歯を抜かなくてはならないかどうかの判断は、前歯の位置を変えないで「叢生」を「ほどく」ために必要なスペースが何ミリ必要か?前歯を後退するために何ミリ必要か?この2つ和が、治療するために必要なスペースの量です。

 ここで、「叢生」を「ほどく」ために必要なスペースを解説すると、歯の重なりがどの程度あるか?ということです。また、前歯の位置に関しては横顔のレントゲン(セファロといいます)から、理想的な位置に移動するために何ミリ必要かを計測する事ができます。

 このように、上下それぞれに必要なスペースを計算して、奥歯を何ミリ後退する必要があるか?そのためにどのような装置が必要か?または、前歯を何ミリ前方へ移動するのか?というシミュレーションを行って、治療方針を立案します。

 さて、ここからが抜歯する歯を選択する順番となります。
 通常、抜歯することの多い歯は、
・犬歯の後ろの第一小臼歯かその後ろの第二小臼歯
・そして今回の第二大臼歯または第三大臼歯(親知らず)です。

 ミッキーさんのお嬢さんの場合は、非抜歯で治療する予定だったのでしょうが、やはりスペースが足りなくなり、抜歯しなくてはならなくなったワケです。この時、犬歯の後ろの小臼歯を抜歯するか、この小臼歯を残して2本目の第二大臼歯を抜歯して、ここに第三大臼歯が生えてくるのを待つかの選択になります。

 この時、小臼歯より第二大臼歯の方が約2倍くらいの大きさがありますので、小臼歯を抜歯して第二大臼歯を残す方法と、第二大臼歯を抜歯して第一大臼歯を後退してスペースを作り、第三大臼歯を生かす方法があります。

 小臼歯を抜歯する方法は、現在ある歯で全てコントロールできますので確実性がありますが、第三大臼歯(親知らず)も、後で抜歯する必要が出てくるかも知れません。

 第二大臼歯を抜歯する方法は、大きな大臼歯を抜歯しますので患者さんの負担も大きく、第一大臼歯を後退しなくてはなりませんし、まだ萌出していない第三大臼歯がきちんと出てきて、咬み合わせに参加するところまで見届ける必要があります。

 しかし、その仕上がりは、小臼歯が2本と大臼歯が2本の構成となりますので、歯科検診などを受けた時には、あたかも非抜歯で治療したようにしか見えない状態を作り出すことができます。実は第二大臼歯と第三大臼歯は区別がつなかいくらい歯の形や大きさが似ている場合があります。 

 このように、時間と手間ヒマがかかり、第三大臼歯がうまく使えるどうかのリスクはありますが、第二大臼歯を抜く方法にもメリットがあることは確かです。

 ご質問の答えになったでしょうか?
 また、疑問がありましたら、書き込みお待ちしております。


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