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再度矯正について
2006年4月9日(日)23:57:24相談者:さち
こんにちは
再度矯正をしようと考えていますが、そのことについてご相談お願いします。

現在36歳、29歳から約2年間歯の矯正をしました。矯正をする前に、親知らずが4本あり、下の左右が水平埋没で完全に前の歯に向いている状態でした。しかし、先生は、下の歯を抜歯することは、リスクが大きい(大事な神経があり、麻痺が起きたりするかもしれない)し、痛みがないのに抜く必要がないので、このままにしたほうがいいでしょうということで、そのままの状態で矯正をしました。

装置は2年間弱して、リテーナーを1年半、ほとんど食事以外装着していました。
しかし、親知らずを抜歯しなかったせいか、下の歯並びが元に戻ってきて、特に前の4本の歯並びが前と後ろと交互にずれてしまいました。

矯正が終わってから、現在まで何回か診察をして、先生に聞いたところ「これぐらいは仕方ないでしょう。まあ、これ以上ひどくなりませんよ。」と言われました。せっかく時間とお金をかけてきたのに、残念でしたが、仕方ないのかなと諦めてきました。

しかし、今年初めに歯科を変えまして、このことを言いましたら、先生から、「親知らずを抜いたほうがいいですよ。」と言われ、4本全部抜くことにしました。

以前、掛かっていました矯正の先生に、再度相談してまた矯正をしたいと言ったところ「一般に40歳から歯並びが悪くなることがある。再度矯正した場合は、半年ぐらいで、ブラケットは付けなくてもいいかもしれない。」と言われました。

矯正を始める前に、自分も勉強不足でいけませんでしたが、先生から、親知らずを抜かないと、また元に戻る可能性があることを一言も言わず、親知らずを抜くことを勧めなかったことが、正直先生に対しての不信感を持っています。

しかし、新しい歯科で再度矯正するのも費用も掛かりますので、できたら、以前掛かっていた矯正の先生に再度お願いしようと思っています。

そこで、お聞きしたいのですが、もし私のような状況で、もう一度矯正をしたい場合、できる限り短い期間で、きれいに元通りにさせるには、どのような方法がベストでしょうか?矯正の先生が言ったように、年齢から言って、やはり矯正してもまた元に戻るのは仕方ないことなのでしょうか?

それと、上の歯並びは前の1本だけが、少し傾いていますが、これは多分矯正が終了した時点でもこの状態だったかもしれません。この場合は、やはりこれ以上は無理と判断で、これで止めたもので、これ以上は直らないのでしょうか?上は気になると言うほどではないのですが、できるのならば、この際上下をやり直してもいいと思っています。

先生のわかる範囲で結構ですので、参考までに教えてください。よろしくお願いします。


Re:再治療と親知らずの抜歯について
2006年4月12日(水)16:25:32回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 再治療と親知らずの抜歯についてのご質問ありがとうございます。
 まず、親知らずの抜歯のリスクをどのように評価するかという事ではないでしょうか?
元からかかっていた矯正の先生は、親知らずの抜歯で口唇の感覚麻痺などの苦い経験をされているのではないでしょうか?多分、そのために口唇の知覚麻痺などのリスクを犯してまで親知らずを抜歯するメリットはないと判断されたのでしょう。さらに言うと下の歯並びが多少悪くなっても、唇の感覚が正常である事を選択したのでしょう。

 「親知らずを抜かないと、また元に戻る可能性があることを一言も言わず、親知らずを抜くことを勧めなかったことが、正直先生に対しての不信感を持っています。」
 とのことですが、親知らずを抜いて、知覚麻痺が起こるかも知れないリスクを説明しないで4本の親知らずの抜歯を勧めるのと、どちらが罪が重いのかボクにはわかりませんが、いかがですか?

 もう一つ、患者さんは、矯正装置を外した時と現在の状態を比較して「また悪くなってしまった」と言いますが、我々矯正歯科医は初診時(矯正治療をする前)と現在を比較して、どこで落ち着くかを見ています。この差が、現在の状態を肯定的にとらえるか、否定的にとらえるのかの違いなっている事は私も良く経験します。
 さちさんの担当の矯正歯科医は「すごくいいかげんな先生」と評価されているかも知れませんが、決してそうではありません。むしろ、さちさんの人生全体を見渡して、自分のやるべき仕事と治療の目標を考えていると思いますヨ。

 しかし、患者さんが治療の結果に満足していないという結果は決して比定されるものではありません。さちさんが、もう一度上下に装置をつけても治療を希望するのであれば、それがベストの選択です。
 次回は下の前歯にデコボコがでない方法を考えて治療すれば良いのです。下の前歯のでこぼこが生じる原因は必ずしも親知らずだけが原因ではありません。咬み合わせの深さや、奥歯の咬み合わせにも原因する事もあります。
 さちさんのような場合、私であれば迷わず上下ともブラケットを装着して再治療を行います。担当の先生は、なんとかブラケットを装着しないで治す方法はないか考えてくれているようで、患者さん思いの良い先生ですヨ!!
 この先生とよく相談して、「早く」「キレイに」「確実に」治る方法を考えてもらいましょう。




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