りょうさん、こんにちは!私も専門ではありませんが、開業以来15年ほど、毎月のようにこの地区の保健センターで1歳6か月検診を担当させていただきましたので、お答えさせていただきます。 乳歯の着色は 1.茶渋などの外来性の着色。歯ブラシや家庭用の器具で多少擦ったくらいでは取れません。 2.歯に付着した歯石に2次的に食物の色素や茶渋が着色したもの。歯石を剥がすと一緒に取れてきます。 3.うまれつき歯の表面の硬い部分(エナメル質)の形成がうまくいかない部分があったり、粗造になっているために、着色しやすい場合。この場合は擦れば取れますが、またすぐに着色します。 4.エナメル質の内部やその奥の象牙質の部分に先天的に着色していることがあります。これは着色が表面ではありませんので容易に判定できます。 5.いわゆる「虫歯」によって、エナメル質の表面が粗造になって、様々な色素が着色する場合。この場合は虫歯の治療の必要があります。 この中では、1から4の場合が多く、虫歯という事は多くはありません。しかし、りょうさんのお子様の場合は、次回の3歳児検診までにはまだ間がありますね。一度、ご近所の先生に診ていただいた方が良いと思います。 小児歯科の先生は勿論子供は得意ですが、一般の先生でも得意な方がおられますので、受診前に必ず電話で「2歳の子供の着色ですが診てもらえますか?」と電話で確認してから行って下さい。この時期は、定期検診をかねてフッ素を塗布しながら6か月から3か月に一度程度受診されるのが、虫歯にしないコツですよ!
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