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相談掲示板
舌癖
2009年2月24日(火)11:53:48相談者:トモ 【広島県】 女性 24歳
こんにちは。
矯正治療も終盤にさしかかり来月装置を外しリテーナーに変わります。私は、舌癖が強く治療中も前歯に隙間が開いてきたり、奥歯が強く当たるなどの噛み合わせがしっくりこない状態を繰り返します。自分でも舌のトレーニングをして正しい位置に舌を置いたり、唾液を飲み込む練習をしていますが、長年あった舌の位置(今までは上の前歯の裏)と全く違うので、いくら練習をしても戻ってしまったり、ずっと意識していると疲れてしまい苦痛にしかなりません。今も、前歯は1ミリ程噛んでない状態ですが担当医は来月装置を外すというので、正直納得出来ないでいます。
装置を外してリテーナーに切り替えて、舌のトレーニングで前歯の隙間が閉じるという事は考えられますか?舌の事で頭がおかしくなりそうです。 ご回答、よろしくお願いします。

Re:舌癖による開咬の装置を外すタイミング
2009年3月6日(金)19:25:47回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 トモさん、初めまして!
 またまた、難しいご質問ありがとうございます。
 「前歯は1ミリ程噛んでない状態ですが担当医は来月装置を外すというので、正直納得出来ないでいます。」
 というであれば、ぜひ担当医と装置を外す次期について相談してみて下さい。
 きっと担当医も悩んでいると思いますよ!!

 舌癖による開咬の治療は、矯正治療の中でも最も難しいものです。
 ご存知のように、舌の癖が治らないと、ゴムなどを使用して上下の歯を接触させても、ゴムを止めるとまた開いて来ます。このため、やはり舌の癖という原因が残っている限り、開咬が再発する可能性があります。

 特に大人の患者さんの場合は、精神的に舌の事でいっぱいになり、結構辛いことも多いと思います。
 舌の癖の起源は、まだ「おっぱい」を飲んでいた頃の、舌を上下のあごの間に挿んで、奥歯を咬まないでミルクを飲み込む反射運動が、歯が生えて来てからも続いてしまったことにあります。従って、二十数年間の反射運動を、意識して変える事の辛さは本当に解りますが、ここを乗り越える事ができるかどうかが、治療後の咬み合わせを安定させられるかどうかの鍵になります。

 私の場合は、装置を外す時期は患者さんの希望を第一に優先します。
 「装置を外してリテーナーに切り替えて、舌のトレーニングで前歯の隙間が閉じるという事は考えられますか?」
 というご質問ですが、舌の癖を本当に気にされている患者さんは、装置を外した後、どんどん良くなる方は、たくさんいらっしゃいます。
 逆に、どんどん咬み合わせが浅くなって、開咬が再発してしまう方もいます。
 原因は、舌の癖がどのくらいコントロールされているか?という事です。

 ここからは、私の想像ですが、トモさんの場合は「舌の事で頭がおかしくなりそう」なくらい頑張ってくれているので、担当医も思い切って外してみようと思ったのではないでしょうか??
 舌の癖は、経験上、100%なくならなくても、50%違う飲込み方をするだけでも、歯にかかる力は、かなり異なるような気がします。これには明確な証拠があるワケではないのですが。

 このように、治療はどうしても「トライ&エラー」になってしまいますので、担当医と患者さんの呼吸を合わせることが大切になります。
 上記の事を頭に入れて、ぜひ担当医と外す時期について、良くご相談して下さい。
 また、解らない事などありましたら、書き込みお待ちしております。




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