chocolatさん、こんにちは!海外からご質問ありがとうございます。 さて、chocolatの悪い予感、当たっているかも…!?
上の2番まで抜歯すると、上の前歯は3本になってしまいますので、左右の対称性を確保するのが難しくなります。
ここからは、私の想像ですが、現在の担当医は、上の犬歯の後ろの4番を抜歯しても、前歯4本を並べると前歯の後退ができないので、出っ歯を治せないと判断したのだと思います。 さらに、2番(側切歯)は1番(中切歯)と3番(犬歯)の間に完全に隠れているとの事なので、現在すでに、上の前歯は見た目は3本前歯なワケです。従って、仕上がりも3本前歯で行こうと判断されたのだろうと思います。
さて、このように、上の前歯を排列すると、前歯を後退するスペースがなく、出っ歯が残ってしまう場合には、治療の難易度はとても高くなります。 方法としては、chocolatさんの担当医のように、上の3本前歯を選択するか。 または、顎の幅を広げるか?または、インプラントやヘッドギアーを使用して、上の奥歯を後退するか??はたまた、外科的に下あごの手術をして、前方へ移動するか。 ざっと考えて、このくらいの選択肢があります。
この中で、現在の担当医は側切歯を抜歯すること選択されたのだと想います。もう一歩進んで考えると、この側切歯を残して、さらに前歯も後退するためには、ヘッドギアーなどの上の奥歯を後退するための装置を使用するか、インプラントなどの前歯を後退できるようなオプションの装置を準備する必要があると考えられます。
かなり具体的に書いてしまいましたが。私は口の中を拝見したワケではないので、誤った事を答えているかも知れません。ぜひ、他の矯正歯科医にも相談して意見を聞いてみてください。
大人の患者さんの場合には、直ぐ治療を始めなくてはいけないという時間的制約はありませんので、充分納得した上で治療を開始した方が良いと思います。 また、解らないことがあれば、書き込みお待ちしております。
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