一部反対咬合 |
2007年2月7日(水)14:16:44相談者:なまけもの |
こんにちわ。わたしは30歳の主婦です。 私は右1番2番だけ反対咬合です。頭痛や肩こりもありますし、子供の頃からのコンプレックスなので何とかしたいと考えています。 咬むと、右上1番と2番が、右下1番2番3番に当たり、更に強く咬むと下顎が前にずれて咬みあう様な感じです。他の歯は歯並びはいいのですが、当ずれるかみ合わせのせいか、歯が昔よりずれてきているように思います。 以前、普通の歯科医院で相談したところ、矯正を進められましたが、なにせ、お金がなく現在までできません。矯正はお金も年月もかかるものなので、主婦にはちょっと厳しい手段ですが、もし、部分矯正みたいなもので安く、短くできる手段があれば、ぜひ検討したいと思っています。何かいい方法ってありますか? また、私は虫歯がなく、抜歯すら抵抗がありますが、早くできる方法でインプラントという手段もあるのでしょうか・・・。 子供のためにもワイヤーは付けたくないので、審美歯科(美容整形というんでしょうか・・・?)も考えましたが、矯正より高いので無理でした・・・。
|
|
Re:一部反対咬合(矯正治療の目的は?) |
2007年2月9日(金)21:44:45回答者:小笠原 潤治
(ウイズ矯正歯科) 編集 |
なまけものさん、始めまして!ご質問ありがとうございます。 結論から言いますと、「部分矯正みたいなもので安く、短くできる手段」はありません。そんな方法があるなら、当院の患者さん皆さんにお勧めしますよ!(笑)
なまけものさんの場合、今でも反対咬合の部分の歯同士が強く当って、下あごがズレるような感じがあるわけですから、簡単な装置でその部分の前歯を押し出すと、さらに強く前歯が当たることになり、最悪の場合には前歯がダメになる可能性があります。これを咬む事で歯が怪我をしている状態という事で「咬合性外傷」と呼びます。現在でも強く当っている歯の歯茎が短くなって、歯の根が露出して来ているようであれば危険な状態です。 矯正治療は単に見栄えを治すのではありません。 ピーナッツを咬む時には70kg、リンゴは40kgとも言われる強力な咬む力を、安全に歯で受け止めるために、上下の歯を最大面積で接触させるのが、矯正治療を行って歯をうまく咬ませる理由です。足にあった靴を作って、疲れないようにするのと似ていますね! そして、患者さんご本人の歯とあごと歯茎、あごの関節を壊れないように保護して、できるだけ長く使えるようにする事が目的です。 インプラントは矯正治療を行う際の補助的な方法ですから、過大評価されないように。 また、審美矯正で見た目を治すだけで、良いのでしょうか??私にはちょっと解らないですね!以上をお考えにいれていただけると、少し参考になると思います。
|
|
Re:一部反対咬合 |
2007年2月12日(月)19:42:12返信者:なまけもの
|
丁寧な返信ありがとうございます!! とても、よく分かりました。 以前、前歯だけ半年くらいで治す矯正があると知人に聞いたことがあり、半信半疑で伺ってみました。 やっぱり、私の場合単に見た目の問題ではなく、矯正を必要とするものだと分かりました。 確かに咬む力は弱いと思います。硬いものを食べるのが苦手ですし、糸切り歯はちゃんと咬みあっていないので役立たずです。 でも、そんな病名でも、保険診療はできないんですか? なんか、複雑な点数計算があるのは分かりますが、このままでいると、いろんなところに支障をきたしそうな・・・。 主人は、そんな金ないだろうと反対です。 確かに余裕なお金は1円もありません・・・(泣) せめて保険診療になれば、前向きになってくれると思うのですが・・・。
|