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矯正治療ってそんなにアバウトなものなのですか?
2009年7月23日(木)09:51:59相談者:nana 【北海道】 女性 26歳
右下の5番の歯が両サイドの4番と6番の歯に隙間を閉じられて全く生えることができなかったみたいなので現在5番のところに(4番の歯と6番の歯の間)にバネをかけてバネの力で隙間を空けようとしています。最終的には隙間の空いた5番の歯のところに差し歯をするみたいです。ここで質問ですが、私が先生に「隙間あと少しぐらいですよね?あとどれくらいですか?」と聞いたところ「もう少しです。たぶんあともう少しです。見た目では・・・」と言われました。私が思うには、その開けようとしている隙間が広すぎても狭すぎいてもダメですよね?でも「見た目ではあと少し」と言われましたが矯正ってそんなにアバウトな感じなのですか?右上の5番の歯の大きさとか両隣の4番の歯と比べてほぼ正確な「あと何ミリぐらい動かせば終わりますよ」とかは調べられないのですか?教えてください。また最近は高度な医療機器なども出ているみたいですので上記のようなことが調べられる機械みたいなのを扱っている医院があれば御医院も含めて教えていただきたいです。ありがとうございました。

Re:矯正治療ってそんなにアバウトなものなのですか?
2009年7月26日(日)00:24:33回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科編集
 nanaさん、こんにちは。おしゃっている事はごもっともです。我々も、何グラムの力を何日かけたら、該当する歯がXYZ軸方向に何ミリ動くのか、リアルタイムで表示してくれる機器があれば本当に助かります。
 そのようなコンピュター上での歯の移動のシュミレーションを行うシステムは、北海道医療大学の矯正歯科学教室で研究中です。歯科用の高解像度のCTスキャンと歯の模型の立体的なイメージスキャンを行って計測するシステムです。しかし、これもその都度、歯の模型やCTスキャンを行う必要があり、リアルタイムで、あとどの方向に何ミリと表示できるようなものではありません。

 nanaさんは、先生の言った言葉の「たぶんあともう少しです。見た目では・・・」の「見た目では」と言う部分にカチンとこられたようですね!
 これは、レントゲン写真や模型で計測しないとハッキリとは解らないけれど、肉眼で歯の位置をみた目では、あともう少しと言う意味と思います。上記の北海道医療大学のシュミレーション計測システムのようには行きませんが、レントゲン上で歯の根の位置や平行性、模型では移動した歯の3次元的な位置と対合歯(その歯と咬み合う歯の位置と咬み合わせ)を見てみないと、本当にあと少しかどうか解りませんよ!!という事でしょう。私も同じ質問には、同じようにお答えします。

 我々、矯正歯科医の経験的な歯の移動の読みより正確な計測機器があるのなら、勿論そちらを使います。そして、全てその機械の指示通りに歯の移動を行えば、すべてうまく行くのであれば、我々矯正歯科医はいらなくなりますよ(笑)。
 歯の移動は、まだまだ我々の臨床的な勘ピューターの方が正確で、効率も良く、患者さんの負担が少ないです!!まだまだ機械には負けませんから(爆)




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