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【お母さんからの質問】(137) 【本人からの質問】(347)

乳歯期(26) 治療開始前の質問(189)
乳歯と永久歯(55) 矯正治療中の質問(173)
永久歯に生え替わってから(57) 矯正治療終了後の質問(87)
その他(43)

 ・治療開始前の質問 (全189件) 【相談掲示板カテゴリ】


161: 上唇小帯の切断
2006年6月3日(土)23:28:15相談者:おく
小学校2年生の娘のことです。上の前歯が2本はえかわったのですが、間に少し隙間があり、さらに左の前歯が少々前へ反っています。いきつけの歯科医には、上唇小帯を切ると脇の歯がはえるにつれて隙間もなくなってきて、左の前歯の歪みも治ってくる可能性があると言われました。しかし、娘の上唇小帯は歯茎の下方までのびては無く、正常な位置です。にもかかわらず、切ることによって前歯の並びが良くなるのでしょうか?ちなみに、母親である私は娘同様に左の前歯がほんの少し歪んではえて右側に重なっています。そして、上の歯が出っ歯気味です。娘も私のような出っ歯になる可能性があるのなら、今後矯正をさせる準備は必要でしょうか?
治療開始前の質問 【お母さんからの質問】 乳歯と永久歯

回答 Re:上顎前突の治療開始時期
2006年6月4日(日)15:59:03回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 「おく」さん、始めまして。ご質問ありがとうございます。
 お母さんが「少し、出っ歯ぎみ」であれは、お嬢さんも同じような咬み合わせになるかも知れませんね。
 いきつけの歯医者さんは、現在の状態を少しでもなんとかしようと、小帯の切除を提案されたのだと思います。その先生は矯正歯科医ではありませんので、それ以外の方法をお持ちではなかったのだと思います。
 しかし、小帯の切除では済みそうもない事を「おく」さんは、予感されているようですね!!(笑)やはり、ここはそろそろ矯正歯科専門医で「矯正相談」を受ける時期なのではないでしょうか?
 上の歯が出てしまう原因として、上の前歯が外側へ傾斜していたり、下の歯が内側へ傾斜していたりする「歯性」のものと、上あご自体が前に出ていたり、下あご自体が小さかったり、後方へ回転しながら後退している「骨格性」のタイプがあります。
 この「骨格性」のタイプの場合には、小学校2〜3年生で治療を開始すれば、骨格自体の大きさや成長方向をある程度コントロールすることができる可能性がありま。また、咬み合わせが深いような場合にも、浅くすることで、今後の下あごの前方成長を正常な軌道に乗せる事ができます。
 このように、矯正治療を始める時期としては、そろそろ最適な時期がやってきます。
 そろそろ、「おく」さんやお嬢さんと気のあう矯正の先生を探す時期です。
 良い先生と巡り会う事ができるよう、応援してますヨ!!


Re:上唇小帯の切断
2006年6月4日(日)22:04:35相談者:おく
わかりやすいアドバイスをありがとうございました。近いうちに矯正専門の歯医者さんに相談に行くようにします。


162: 反対咬合について
2006年6月1日(木)23:37:40相談者:匿名
始めまして。高校の健康診断で噛み合わせが反対だと言われました。最初は気にしていなかったのですが、徐々に気になり始めて二十歳になった現在、前の歯4本がずれ、一番前の2本が最大で5ミリ程ずれています。歯並び自体は悪くないので、歯を移動させるスペースが無いのではと逆に心配です。こんな状態でも歯列矯正で治すことは出来るのでしょうか?

回答 Re:反対咬合について
2006年6月4日(日)15:55:19回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 こんにちは。ご質問の意味が「外科的な治療なしで、歯の治療だけで治療できるか?」というご質問なら、お答えは「解りません」です。そうではなく、治療法はさておき「矯正歯科治療が可能か」と言う意味であれば「可能です」。
 問題は、どこに問題があるから「咬み合わせが逆」になっているか?という事です。
 前にも書きましたが、反対咬合を少し乱暴ですが大きく2つに分けて考えると、上の歯が内側へ傾斜したり、下の歯が外側へ傾斜して反対咬合になっている「歯性」のものと、上あごが小さく引っ込んでいたり、下あご自体が大きかったり出ている「骨格性」のものに分けることできます。
 「歯性」の症状に対しては、歯を移動する治療。
 「骨骼性」の症状に関しては、あごの位置を治療するのが本筋です。

 「歯ならびが悪くないのに、前歯で5mmズレている」という事なので、骨格性の要素が強いように思います。
 一度、矯正歯科の専門医に「矯正相談」を受けてみて下さい。もっと具体的な治療の方法についてお話があると思います。料金は数千円から無料の所までと、それほど高いものではありませんので。



163: 子供の受け口治療
2006年5月30日(火)11:04:07相談者:しの
小学6年の男子。受け口で上の歯がすきっ歯だったので地方の大学病院歯科で相談したところ、まず、犬歯の出る場所をあけるために上あごをひろげ、上の歯をワイヤーで隙間を無くして前にだし、上の歯が前にでるようにして一度治療を終えて成長によるあごの状態を観察していくという方針でこちらも納得し、5ヶ月ほど治療しました。ところが転勤で東京に引っ越すことになり、同じ国立の大学病院に転院して話を聞くと、前の治療と全く異なりあごの骨を削る手術が前提の治療になるというのです。男の子だし、本人がのぞむのであれば別ですが、私は健康上問題のない現在手術は考えていません。とりあえず、歯並びを整え今できる程度に受け口が改善できればそれでよかったのですが、最初の先生の方針で治療を受けるのは無理でしょうか。

回答 Re:子供の受け口の治療
2006年6月1日(木)10:21:18回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 「しの」さん、こんにちは!子供の受け口の治療についてのご質問ありがとうございます。わずか一年の間に、治療方針が歯の治療から手術という事になり、とても驚いていることと思います。
 まず、この治療方針の変更について、想像ですが言い訳をさせていただきます。

 子供はいつまで子供ではありません。どんどん身長が伸び、永久歯がどんどん出てきます。この成長が大きなキーポイントになります。特に、男の子の場合は小学校6年生から中学校1年生にかけて、年間10cmくらい身長が伸びる「思春期性のスパート」と呼ばれる時期があります。この身長が伸びる時に、下あごも大きくなります。しかし、上あごはあまり大きくはなりません。従って、身長が伸びる時に下あごがどんどん出てきてしまう事があります。
 もう一つ、反対咬合の原因から治療法について考えなければなりません。
 反対咬合を少し乱暴ですが大きく2つに分けて考えると、上の歯が内側へ傾斜したり、下の歯が外側へ傾斜して反対咬合になっている「歯性」のものと、上あごが小さく引っ込んでいたり、下あご自体が大きかったり出ている「骨格性」のものに分けることできます。
 今回の、以前の大学病院と新しい大学病院の治療方針の違いは、この成長による変化によって、「歯性」の要素がみられていた症状が「骨格性」に移行したためと考えられます。
 以前の「歯による治療」をお望みなことは十分理解できますが、症状が骨格性の要素が強くなって来たわけですから、「あごの骨格を治す治療」をしなければならない事もご理解下さい。

 しかし、だからと言って小学校6年生から将来的に手術というのも結論を急ぎ過ぎのような気がします。確かに現段階では、東京の国立大学の先生がおっしゃっているように「骨格に問題のある下顎前突症例は成長の終了を待って外科手術」というのが一般的です。
 ここからは私ごとで恐縮です。
 私が矯正を習った先生が「上顎前方牽引装置」という、上あごを前方へ移動する技術のオーソリティだったので、当院では中学生までこの装置を使用して骨格性の問題を解決しようと頑張っています。もし、興味があれば治療例をお見せする事ができますので、札幌までお越し下さい。最近はエアドゥーとスカイマークエアラインのおかげで、札幌ー東京間の航空運賃が非常に安くなっていますので、札幌ラーメンと食べに来るついでに、当院にもお越しいただければ、もう少し希望が持てるかもしれませせん。
 こういうのを「我田引水」というのでしょうか(笑)?
 ちょっと言い過ぎたかもしれませんが、「しの」さんの謎が少し解けていただければ幸いです。



164: 中切歯の位置について
2006年5月29日(月)00:38:55相談者:匿名
7歳の子供です。上の中切歯がかなりぐらぐらしていたので糸で引っ張ったりして何回も(2週間くらい前から)抜こうとしました。本当に力を入れてがんばっても抜けないのでしばらくしてから・・・と様子を見ていたら最後にがんばった日から約5日後に歯ぐきのかなり上から歯が出てきてしまいました。すごく変な位置だったのでびっくりしました。再度糸で抜こうとするとあれだけ頑張っても抜けなかった歯がすぐに抜けました。例え一週間前に抜けていたとしても同じ場所に中切歯が生えてきたのでしょうけど、とにかくすごく上の位置から生えてきたのでびっくりです。もちろんすぐに歯科医に行かないといけないのでしょうが、矯正のことも頭に入れておかないといけないのでしょうか?
子供約一年前に転んで今回問題の歯を強く打ち、前に歯科医から歯の色や歯ぐきの痛みのない口内炎のような出来物から判断すると神経が死んで知るのかもしれないと言われたことがあります。何か関係はありますか?
下の中切歯は2本普通に生えてきています。とにかくすごく上の位置から生えてきたので将来的に心配です。
治療開始前の質問 【お母さんからの質問】 乳歯と永久歯

回答 Re:中切歯の萌出位置異常
2006年6月1日(木)10:18:56回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 始めまして。まず始めに、それほど心配しなくても徐々にではありますが、正常な位置に近づいて来るはずです。ですから、今の位置が最もひどい状態と考えて良いでしょう。
 しかし、完全には正常な位置には戻らないと思いますので、将来的には矯正治療も視野に入れて置いた方が良いでしょう。
 これは想像ですが、神経が死んでしまうほど強く乳歯の前歯を打ったという事なので、その時にその打った乳歯の根の先端付近にあった永久歯の「歯胚」(歯の芽)が外側へ傾斜してしまったのでしょう。
 歯の芽である「歯胚」はぶどうの一玉の中に歯茎から上の歯冠と呼ばれる部分だけが(根がまだできていない)フワフワと浮いているような状態で存在します。従って、乳歯を強く打つと。乳歯の根がこの歯胚を押して、中の歯の芽の方向は容易に変わってしまいます。
 多分、とんでもない所から永久歯が出て来たのはこのためと思います。むしろ、歯の向きが外側へ向いたのはラッキーだったと考えた方が良いと思います。これが内側へ向いてしまうと、前歯が一本いつまでたっても出て来ない状態となって、引っぱり出さなければならなかったり、裏側の歯茎から出てしまったりして、もっと大変な事になっていたかもしれません。ただし、根の先端が前後的に曲がって形成される可能性がありますので、歯並びを治す時には注意が必要です。
 すぐにではなくても良いですから、一度、矯正歯科を専門にしている先生に診せていただき、話を聞いておいた方が良いと思います。治療すればほとんどの方がほぼ完全に治りますのでご安心下さい。



165: 抜歯について
2006年5月23日(火)23:16:20相談者:まめ
こんにちは。
矯正治療を始めたばかりで、先日精密検査の結果を聞いてきました。
レントゲンを見ると、私の親知らずの下の歯は、2本とも顎のスペースがないため歯ぐきの中で横に倒れた状態で埋まっているそうです。矯正治療のために絶対に抜かないといけないわけではないけど、そのまま置いておいてもメリットがないので抜いてしまうことを薦められました。
 で、親知らずとは別に矯正治療のために4番目の歯も抜くということで、計8本の歯を抜くことになります。
 仕事を休んで何度も通院することの手間を考えると、入院して一度に抜いてしまったほうがらくだと言われました。私も一度に済むならその方がいいし、入院したほうが抜歯後のケアもちゃんとできるかなぁと思います。
 ただ、ネットで抜歯について少し調べてみたら、親知らず(特に私みたいに歯ぐきに埋まっている歯を抜く場合)を抜くのには体にかなり負担があるようなことが書いてありましたし、顔の神経に近いそうなので後遺症なんかがないのか不安です。
そんなのを見ると、無理して親知らずを抜かなくてもいいのかなぁ、とも思いますが、どうなんでしょう。
また、入院するとはいえ一度に8本も抜いて大丈夫なのでしょうか。
よろしくお願いします。
治療開始前の質問 【本人からの質問】

回答 Re:抜歯について
2006年5月25日(木)11:10:59回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 まめさん、始めまして。
 「いきなり、8本も抜くの???」というお気持ちは本当に良くわかります。
 我が身に置き換えても、ゾッとしますね!!

 たとえ、8本抜かなくてはいけないなーと思っても、「いっぺんに抜く訳ではないので、ゆっくりやりましょう」と言うのが親切なのか??
 「どうせ抜くんだから、入院して8本いっぺんに抜いた方が楽ですよ!」と言うのは、どちらが親切なのでしょう??私もいつも迷うところですね!

 少し分けて考えると、矯正治療に必要な抜歯は小臼歯4本だけです。
 親知らずはオプションです。

 親知らずについて考えてみると、残しておくメリットは第一、第二大臼歯が虫歯などでダメになった時の予備(矯正で移動したり再植)として使える可能性があることです。
 デメリットは、親知らずの位置が悪いために炎症を起こして痛みが出たり、前方の第二大臼歯に虫歯や根の吸収を引き起こす可能性があることです。特に、矯正治療を行う場合は予期しない臼歯の前方移動を引き起こして前歯などの後退量に影響を与えたり、矯正治療後の前歯の歯並びを悪くしたりする場合があります。
 このように書くとデメリットばっかりのようですが、それが「いつ」起こるのかを考えると、それほど緊急性のあるものではない事がわかると思います。

 私の場合は、下顎の親知らずが水平に倒れている場合には、矯正治療の開始前に抜歯をお薦めします。しかし、上の親知らずは出て来る方向が通常は後ろ向きのことが多く、悪さをしないと判断される場合にはスペアの歯として残しておくようにしています。しかし、この上の親知らずも、下と同じように前方を向いて悪さを働くようだったり、上の前歯を後退するために上の奥歯も後退する必要のある場合には、やはり抜歯するメリットが大きくなります。

 さて、「まめ」さんの親知らずはどの程度、悪さをしそうですか???
 やはり、一つの行動に対して、いくつのメリットがあり、どれだけのデメリットがあるのか、天秤にかけて良く考える必要がありますね!

 もう一つ、矯正治療に必要な小臼歯?の抜歯は別に入院する必要はなく、1本づつ、普通の歯科治療と同じように抜歯する事ができます。従って、この小臼歯?の抜歯は親知らずといっぺんに行わなくても良いのではないでしょうか?
 私の場合は上下いっぺんには矯正装置を装着しませんので、まず下の2本を週に1本づつ抜いていただいて、下の装置を先に装着します。下の歯がある程度並ぶのに3〜4か月かかりますので、この期間は上をそのままにしておき、下を抜いてから3〜4か月後に、今度は上の2本を抜いて、装置を装着するようにしています。
 親知らずの抜歯はやはり入院した方が楽なので、下の左右は口腔外科へ入院していっぺんに抜くのをお薦めしています。

 以上、お答えになったでしょか?? 


166: 六歳剰歯
2006年5月20日(土)09:05:00相談者:匿名
上の前歯の間に一年前に生えてきて永久歯だと思っていた歯が過剰歯だったんですが今から抜歯しても前歯の隙間はなくなるのでしょうか?
右上Aに少し永久歯が見えている状態で左上Aはまだ過剰歯が邪魔をして生えてきていません。
治療開始前の質問 【お母さんからの質問】 乳歯と永久歯

回答 Re:六歳剰歯
2006年5月24日(水)13:04:22回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 こんにちは!お返事遅くなって、申し訳けありません。
 さて、過剰歯の処理のタイミングとその後の矯正治療についてのご質問ありがとうございます。
 ご質問の文面から、現在の状態がいまいち解りにくいですが、過剰歯の位置と方向、本数は本当にバラエティに富んでおり、一概に言えないものです。
 しっかりとレントゲン写真で確認して、どの歯がどこの位置にどちらの方向を向いて
いるのか?歯冠の形や色、根のコンディションはどうか?など、抜歯する前に確認して
おかなければならない事がたくさんあります。全ての選択枝を挙げて、よく考えてから抜歯に踏み切りましょう。また、抜歯した後は十中八九、残した歯の排列が必要になりますのでご了承下さい。残念ながら、過剰歯を抜歯するだけでは済まない事がとても多いですね!


167: 再矯正
2006年5月10日(水)22:09:00相談者:ぴのこ
こんにちは!
私もでか歯さんと同じく、以前非抜歯で矯正したのですが、少し出っ歯になってしまって、現在再矯正を考えています。再矯正先を探して色々な医院さんを回ったのですが、再矯正は一度目の矯正より方針の立て方が難しいそうで、
先生によって矯正のやり方がかなり変わりそうです。
「詳しい検査をしないと方針についてははっきり言えない」と(もちろんですが)どの先生もおっしゃるので、
詳しい検査を受けよう・・・!と思うのですが、検査料も結構お高いですし、3軒ほど受けるとなるとかなりの出費・・・。でも後悔したくないので、3軒受けようかとも思うのですが、先生はどう思われますか?
やっぱり詳しい方針は検査をしないと分かりませんよね。
3軒も検査・診断を受けるのはやはりお金が勿体無いような気もするのですが、自分の健康の事なので妥協したくないとも思っています・・・・。

また、再矯正ですが、実は現在前回の矯正が終わってから
あまり月日がたっていません。矯正を続けてやるよりも、
少し時間を置いてやった方が歯と骨には優しいのでしょうか。(でも今、結構前歯が当たるのが気になるので、前歯のためを思うと早めに再び矯正するのも悪く無いように思うのですが・・・・)

いろいろとすみません。よろしくお願いします!
治療開始前の質問 【本人からの質問】 矯正治療終了後の質問

回答 Re:再矯正
2006年5月12日(金)10:24:46回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 ぴのこさん、こんにちは!再治療についてのご質問ありがとうございます。
 当院の場合、非抜歯で治療して、やっぱり前歯が気になる患者さんは、まず最初に私に相談してきますが、ぴのこさんは、なぜ最初に治療された先生に相談しないのでしょうか??
 「詳しい検査をしないと…」は、私も言いますが、すでに非抜歯で治療した結果に、満足が行かない訳ですから、治療の選択肢はそれほど多くはないのではないでしょうか?
 ましてや、3つの矯正医で検査しても、2つは必ず無駄になるわけですから、おっしゃるように2/3のお金は無駄になります。前歯の位置と仕上がりには妥協しなしない方が良いですが、無駄な検査はお薦めしませんね!!
 いままで治療してもらっていた矯正医が「自分とあまり波長が合っていない」と感じて、新しい先生をお捜しでしたら、そのことにお金と時間を使うのは無駄ではないと思います。そのための、「矯正相談」ですから、何度か話を聞いたり、HPからメールで質問したりしてみはいかがでしょう?!精密検査は最終的にここで治療すると決めてからでも良いのではないでしょうか?

 また、「再治療を少し時間を置いてやった方が歯と骨には優しいのでしょうか。」とのご質問ですが、あまり関係ないと思います。むしろ、「結構前歯が当たるのが気になる」
方が気になりますね!

 最後に、以前にも書きましたが、担当医選びのキーポンイトは

1.治療の目標をはっきり述べるドクターは信頼できます。目立たない装置や抜かない治療、楽な治療は私に言わせると単に方法論です。患者さんの中には治療目標と方法論とを混同されている方が多く、方法論にばかり気を取られていると、仕上がりが満足のいくものでなくなる場合もがありますよ。

2.相談に行かれた時に、あなたと同じような治療例をプレゼンテーションできるかどうかは、そのドクターがどの程度症例をお持ちかを推測できます。

3.歯やあごの形態ばかりでなく、機能や筋肉、どうして現在の症状が起こっているかという原因論をきちんと展開できること。原因が除去できれば、その治療は成功します。

4.リスクをうやむやにせずに、きちんと説明できるドクターは自信がある証拠です。

5.感じの良いスタッフかどうか?診療室はドクター独りでは成り立ちません。うちのような!?、優秀なスタッフがいるかどうか(笑)。スタッフもドクターと同じような治療に対する評価ができているかどうか? さらに、そこのスタッフがその診療室で治療を受けていれば、かなり信用して良いのでは??



Re:再矯正
2006年5月12日(金)19:29:44相談者:ぴのこ
小笠原先生

お返事有難うございました。
前のクリニックには相談したのですが・・・・再矯正でのディスカウントはして頂けないのと、クリニックと私の考え方もあまり合わないので新しい先生を探しています。
実際どの先生がお上手がなども分からないし、なかなか相性含め良い先生と出会うのは難しいですね!
私の場合、顎変形もあるので、診断が難しいようです。
(前回は手術はしなかったのですが、した方が良かったみたいです)
時間をかけてまずは色々な先生からお話を聞いてみようと思います。また先生に相談させていただく時にはよろしくお願いします。


168: 矯正と妊娠
2006年5月8日(月)07:35:12相談者:でか歯
はじめまして。以前非抜歯で矯正しましたがぬかなかった分前に歯をだされたのですっかり顔がかわってしまいまいした。他の歯医者に相談にいったらよくできているけど、出っ歯になったねといわれショックでした。まわりからも顔がかわったといわれコンプレックスになってしまいました。再度矯正を考えているのですが、二度もやって大丈夫でしょうか。また結婚したので今後妊娠の可能性もあるので、矯正中に妊娠しても大丈夫でしょうか。おしえてください。
治療開始前の質問 【本人からの質問】 矯正治療終了後の質問

回答 Re:矯正再治療と妊娠
2006年5月9日(火)10:55:30回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 「でか歯」さん、初めまして。ハンドルネームにびっくらしました(笑)。
 口元の突出が気になるとのご質問、ありがとうございます。
 さて、「抜歯しない矯正治療で前歯が出てしまった」と言うことですが、歯を抜かない場合には、ほとんどの方でこのような状況が生じます。「でか歯」さんの場合は前歯が出てしまったことや周囲の反応に、ショックやコンプレックスを感じているようですが、多少前歯が出ても良いので抜かないで欲しいという方が以外に多いのです。このため、ネット上でも「歯を抜かない矯正治療」を売りにしている先生が大勢いらっしゃいます。
 しかし、私などは「できるだけ歯は抜かない方が良いが、抜かなくてはならない症例で抜かないのは、抜かなくても良い症例で抜くのを同じくらい罪が重い」と思います。つまり、その患者さんにもっとも適した治療は何かという「診断」をきちんとすることが最も重要であると考えています。つまり、抜かない治療が重要なのではないのです。
 ちょっとご質問と話がそれてしまいました。
 多分、再治療には、何も問題ないと思います。実際に当院でも、治療中や治療後に再治療を希望される方も何人かおります。
 矯正治療中の妊娠ですが、妊娠そのものが矯正治療へ悪い影響があることはありません。しかし、「つわり」の最中は通院が不可能になったり、歯ブラシができなかったりして、歯と歯茎のコンディションが悪化する場合があります。また、出産1か月前から出産後数か月は通院不可能でしょう。このため、治療期間が多少長くなる傾向はありますが、上記の悪い影響に注意していただければ、矯正治療と妊娠は十分両立しますので、ご安心下さい。
 現在の状態に満足していないのであれば、ぜひ再治療されることをお勧めしますよ。




169: 初診
2006年4月27日(木)01:21:47相談者:松
先日、上の前歯で差し歯にしているところがグラグラと動き出したので、インターネットでよさそうな歯科医院を選び、診ていただきました。

初診の結果、まず、過がいこうであること、次に右の顎が外れていること、そして、根っこがダメそうなものがいくつかある、ということでした。
先生には矯正を勧められましたが、「費用もかかるからよく考えて」とのことでした。
よく分からないのは、
顎が外れているのが矯正でしか治らないのかということ、
上あごを上に移動させる矯正ならば、上の歯だけの矯正だけで済まないのだろうか・・ということです。

また、私の場合、どういう順序で治療していかれるのが一般的なのでしょうか。『矯正』というあまりのショックに話半分でよく理解できず帰ってしましました。
ご回答よろしくお願いします☆

回答 Re:初診
2006年4月29日(土)17:15:29回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 松さん、初めまして。ご自分でも最後に書いているように「矯正という言葉にショック」を受けられたのが、一番お困りのことと思います。でも、そんなに矯正治療にショックを受けないで下さい!最近ではそんなに特別なことではありませんので!
 また、とりあえずではなく、しっかりと咬む機能を回復させるために、矯正治療という手段もお考えになったらいかがですか?と言うことですので!!

 まず始めに、現在の状態を担当の先生からしっかり時間をかけて聞くこと。
 さらに、お近くの矯正歯科専門医で「矯正相談」を受ける事をお薦めします。
 あまりびっくりなさらずに、順序よく「矯正相談」された先生に、上記の質問を聞いてみて下さい。
 それでも解らない時は、別の矯正の先生にもお話を聞いてみて下さい。
 最近は歯医者や矯正医が多いですから、数人の先生の話は聞けると思います。
 今すぐに治療するかどうか決定しなければ、明日にも命に関わるような問題ではありませんので、ゆっくり時間がかかっても良いので、順番に納得して行きましょう。
 その中で、私に質問があれば、ぜひお聞き下さい。
 また、ご質問をお待ちしております。 


小笠原先生
2006年5月1日(月)00:29:24相談者:松
ご返答ありがとうございました。

詳しいお話を聞くために、休み明けに予約をいれたいと思っております。
私事ながら、年齢も30歳を迎え、この年で今さら矯正を!?という不安がありましたので、踏み切る事がでできませんでした。
しかし、おっしゃったように咬む機能の回復手段として矯正も考えていこうと思います。
また、Sec.オピニオンも今までは主治医の先生に悪い気がして躊躇していましたが、是非取り入れてみようと思っています。
ありがとうございました。。。


170: 矯正治療について
2006年4月13日(木)12:08:08相談者:匿名
はじめまして。現在19歳で矯正治療を検討中なのですが情報を集めてるうちにデーモンシステムというものを見つけました。この装置は本当に治療期間が短くてすむのでしょうか?
治療開始前の質問 【本人からの質問】

回答 Re:デーモンシステムについて
2006年4月13日(木)21:07:22回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 初めまして。確かに、矯正歯科業界では最近デーモンが流行ってます!なかなかめざといですね!その他に大御所のテクニックとしては、バイオ、アレキサンダー、レベルアンカレッジ、MEAW(ミュー)、テップエッジ、リンガルなどなど、たくさんのテクニックがあります。中でもデーモンは歯の移動スピードが早いということで、我々の仲間内でも結構話題になっています。
 私の場合は、だいたいのテクニックの講習会には出席しましたが、どの研究会にも入ってません。それぞれ一長一短があるので、一つのテクニックに固執するよりも、それぞれの良い面を自分の臨床に取り入れて行きたいというスタンツからです。これらのテクニックはマルチブラケット(ワイヤーとブラケットの装置)のやり方のテクニックです。これらのテクニックはどれを使っても目指す仕上がりは、少しは違っても、おおかたは同じ状態を目指すものです。
 従って、患者さんにとって矯正医を選ぶ時に大切なことは、自分の症状の診断の能力と自分にとってベストな治療計画を立てられるかどうか?という事ではないでしょうか?
マルチブラケットのテクニックはたいして重要な問題ではないでしょう。
 
 もうひとつ、歯が早く動くからと言って、治療期間が短くなると思うのは少し短絡的です。歯は移動するよりも、移動した所に置いておく方が難しいです。また、歯の動くスピードは、歯の根の周囲の骨が溶けるスピードと、歯の根の周囲にあごの骨ができるスピードによって決められます。確かにデーモンはワイヤーとブラケットの間の滑りが非常に良いので、歯の移動が早いですが、それでもやはり限界はあります。今までの治療期間が半分になるとか言うことではありませんので、勘違いされないようにしてください。
 確かに、歯は早く動く方が良いですが、それ以外に治療の中で大切な要素はまだまだ、たくさんあります。
 それから一つお願いですが、ネットの掲示板ではハンドルネームで結構ですので、質問される方の名前を書くのが最低限のマナーと思います。次回から特別な事情がある場合を除き、質問する場合はぜひ名前と書いてくださいネ。



171: 再度矯正について
2006年4月9日(日)23:57:24相談者:さち
こんにちは
再度矯正をしようと考えていますが、そのことについてご相談お願いします。

現在36歳、29歳から約2年間歯の矯正をしました。矯正をする前に、親知らずが4本あり、下の左右が水平埋没で完全に前の歯に向いている状態でした。しかし、先生は、下の歯を抜歯することは、リスクが大きい(大事な神経があり、麻痺が起きたりするかもしれない)し、痛みがないのに抜く必要がないので、このままにしたほうがいいでしょうということで、そのままの状態で矯正をしました。

装置は2年間弱して、リテーナーを1年半、ほとんど食事以外装着していました。
しかし、親知らずを抜歯しなかったせいか、下の歯並びが元に戻ってきて、特に前の4本の歯並びが前と後ろと交互にずれてしまいました。

矯正が終わってから、現在まで何回か診察をして、先生に聞いたところ「これぐらいは仕方ないでしょう。まあ、これ以上ひどくなりませんよ。」と言われました。せっかく時間とお金をかけてきたのに、残念でしたが、仕方ないのかなと諦めてきました。

しかし、今年初めに歯科を変えまして、このことを言いましたら、先生から、「親知らずを抜いたほうがいいですよ。」と言われ、4本全部抜くことにしました。

以前、掛かっていました矯正の先生に、再度相談してまた矯正をしたいと言ったところ「一般に40歳から歯並びが悪くなることがある。再度矯正した場合は、半年ぐらいで、ブラケットは付けなくてもいいかもしれない。」と言われました。

矯正を始める前に、自分も勉強不足でいけませんでしたが、先生から、親知らずを抜かないと、また元に戻る可能性があることを一言も言わず、親知らずを抜くことを勧めなかったことが、正直先生に対しての不信感を持っています。

しかし、新しい歯科で再度矯正するのも費用も掛かりますので、できたら、以前掛かっていた矯正の先生に再度お願いしようと思っています。

そこで、お聞きしたいのですが、もし私のような状況で、もう一度矯正をしたい場合、できる限り短い期間で、きれいに元通りにさせるには、どのような方法がベストでしょうか?矯正の先生が言ったように、年齢から言って、やはり矯正してもまた元に戻るのは仕方ないことなのでしょうか?

それと、上の歯並びは前の1本だけが、少し傾いていますが、これは多分矯正が終了した時点でもこの状態だったかもしれません。この場合は、やはりこれ以上は無理と判断で、これで止めたもので、これ以上は直らないのでしょうか?上は気になると言うほどではないのですが、できるのならば、この際上下をやり直してもいいと思っています。

先生のわかる範囲で結構ですので、参考までに教えてください。よろしくお願いします。

治療開始前の質問 【本人からの質問】 矯正治療終了後の質問

回答 Re:再治療と親知らずの抜歯について
2006年4月12日(水)16:25:32回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 再治療と親知らずの抜歯についてのご質問ありがとうございます。
 まず、親知らずの抜歯のリスクをどのように評価するかという事ではないでしょうか?
元からかかっていた矯正の先生は、親知らずの抜歯で口唇の感覚麻痺などの苦い経験をされているのではないでしょうか?多分、そのために口唇の知覚麻痺などのリスクを犯してまで親知らずを抜歯するメリットはないと判断されたのでしょう。さらに言うと下の歯並びが多少悪くなっても、唇の感覚が正常である事を選択したのでしょう。

 「親知らずを抜かないと、また元に戻る可能性があることを一言も言わず、親知らずを抜くことを勧めなかったことが、正直先生に対しての不信感を持っています。」
 とのことですが、親知らずを抜いて、知覚麻痺が起こるかも知れないリスクを説明しないで4本の親知らずの抜歯を勧めるのと、どちらが罪が重いのかボクにはわかりませんが、いかがですか?

 もう一つ、患者さんは、矯正装置を外した時と現在の状態を比較して「また悪くなってしまった」と言いますが、我々矯正歯科医は初診時(矯正治療をする前)と現在を比較して、どこで落ち着くかを見ています。この差が、現在の状態を肯定的にとらえるか、否定的にとらえるのかの違いなっている事は私も良く経験します。
 さちさんの担当の矯正歯科医は「すごくいいかげんな先生」と評価されているかも知れませんが、決してそうではありません。むしろ、さちさんの人生全体を見渡して、自分のやるべき仕事と治療の目標を考えていると思いますヨ。

 しかし、患者さんが治療の結果に満足していないという結果は決して比定されるものではありません。さちさんが、もう一度上下に装置をつけても治療を希望するのであれば、それがベストの選択です。
 次回は下の前歯にデコボコがでない方法を考えて治療すれば良いのです。下の前歯のでこぼこが生じる原因は必ずしも親知らずだけが原因ではありません。咬み合わせの深さや、奥歯の咬み合わせにも原因する事もあります。
 さちさんのような場合、私であれば迷わず上下ともブラケットを装着して再治療を行います。担当の先生は、なんとかブラケットを装着しないで治す方法はないか考えてくれているようで、患者さん思いの良い先生ですヨ!!
 この先生とよく相談して、「早く」「キレイに」「確実に」治る方法を考えてもらいましょう。



172: 裏側矯正
2006年4月2日(日)13:21:24相談者:マリ
以前、やえ歯について相談させてもらい、診察に行ってレントゲンを撮ったら歯が横に生えてしまっていてもう、生えてこないと言われました。
切り開く手術をすすめられたので手術することにしました。手術した後は、1,2年くらい矯正するそうです。
矯正について質問なんですが、私はできるだけ目立たない矯正をしたいんです。こういう場合内側矯正はできますか?
あと、外側と内側値段は同じですか?

回答 Re:裏側矯正
2006年4月4日(火)22:12:18回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 マリさん、こんにちは!マリさんの場合は、犬歯がが骨の中に埋まってしまう、「埋伏」という症状のようです。この場合は犬歯の出るスペースを作って、外科的に犬歯の表面を露出して、ここに犬歯をひっぱる金具をつけて矯正装置から牽引してくる事になると思います。このようなケースは希ではないですが、症状が千差万別で簡単な治療ではありません。
 従って、内側からの装置で治療できるかどうかは、担当医にしか解らないことです。
 目立たないように治療したいのは、良くわかりますが、もしかしたら裏からは無理かも知れません。担当医とよく相談してみてください。


173: 見えない矯正...
2006年4月1日(土)22:54:01相談者:かおり
今、矯正をしたいと考えているのですが、装置について、迷っています。舌側矯正をやりたいと思っていたのですが、知り合いに紹介してもらった医院ではやっていないと言われ、そこの先生から教えてもらった舌側矯正をやっている医院にも行ったのですが、その先生とは合わない気がしています、、それは私が勝手に思っていることで、治療はできるとは言われたのですが(・ω・;)表側の装置と、期間は変わらないけれど、やっぱり金額は高く、舌に傷がついたり、仕上がりがあまり良くならない場合もあると言われました。積極的にやっている所も少ないようで、また違う舌側矯正をやっている所を探すのも、方法もなく、大変だなぁと思っています。今は表側の装置でも、透明なプラスチックで、目立たないようにはなっているので、我慢して、諦めた方がいいのではとも思いますが、やはり期間も長いし、一生のことなので、簡単に決められないような、、Σ(´Д`lll)矯正は、先生との関係と、本人の気持ちが大事だと言われたので、結局決めるに決めきれず、とても悩んでいます、、
いろいろ書いて、とてもわかりづらくなってしまい、すみません(>_<)
治療開始前の質問 【本人からの質問】

回答 Re:見えない矯正...
2006年4月4日(火)22:01:16回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 かおりさん、こんにちは!舌側矯正についてのご質問ですね!
 しかし、すでに答えはお持ちのようですね!

 どんな装置にも一長一短があり、すべて満足という訳には行きません。これは世の中の常でもあります。
 歯の裏側にブラケットとワイヤーを取り付けて歯の移動を行う装置も、かおりさんご指摘のとうりです。費用が高かったり、仕上がりがいまいちの時には外からもブラケットをつけなくてはならなかったり、舌に歯の裏側の装置が当たって痛かったり…。見えないけれど、患者さん本人にとってはそれほど快適な装置ではありません。それでも、裏から矯正治療を行う事に魅力があれば、ご自分にあった先生を捜す以外に方法はありません。
 外からの装置も以外に目立たないものも多くなっていますヨ!
 「矯正は、先生との関係と、本人の気持ちが大事だ。」と誰からお聞きになったかわかりませんが、私がこの掲示板で一貫して皆さんに言いたい事がこの事です。
 かおりさんは、もう充分な情報を持っていらっしゃいますから、いろいろ考えて決断してください。私は「早く」「キレイに」「確実に」治す事が重要と考えているので、「目立たない」けれど…の装置は使用していません。


174: 過蓋咬合の治療について
2006年3月26日(日)23:16:53相談者:kiko
ある矯正外科で過蓋咬合の治療について相談を受けました。先生の話によると非常に噛み合わせが深いため、矯正だけでは、さほど上の歯を引き上げることはできないかもしれないので場合によって手術を併用するということでした。この手術とは具体的にどのようなものなのでしょうか?また一般的な矯正のみの場合と比べて、手術の効果というのは期待できるものなのでしょうか?
治療開始前の質問 【本人からの質問】

回答 Re:過蓋咬合の治療について
2006年3月28日(火)22:19:49回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 KIKOさん、こんにちは。はじめまして。
 さて、今回KIKOさんは、どのような病院で相談されたのでしょうか?
 矯正歯科専門医?一般歯科も矯正歯科もやる先生?または、口腔外科?はたまた、美容外科や審美をうたっている病院でしょうか?
 実は「矯正外科」という科目を初めて聞いたので、その先生のスタンツと背景があまり良く理解できません。このため、どのような手術をさしてお話しされているのか推測する事ができません。
 固有名詞はふせていただいて、どのような先生に相談されたかお教え下さい。

追伸
2006年3月29日(水)00:23:59相談者:kiko
小笠原先生、お返事ありがとうございます。
矯正外科と書いてしまいましたが、これは大学病院の矯正歯科です。今後の予定は、次回来院し、レントゲン等を撮って治療方針の検討を開始するという段階です。初診の際に、今の噛み合わせの状況から判断すると、手術も必要かもしれないと言われたものです。
矯正に加えて、手術もと言われると少し身構えるところもあるのが正直な気持ちです。逆に手術をするのであれば、矯正などは必要ないのでは?という気もします。
よろしくお願いします。

回答 外科矯治療について
2006年3月30日(木)19:25:19回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 kikoさん、お返事ありがとうございます。
 ご質問の趣旨がよくわかりました。大学病院の新患相談のドクターは軽い気持ちで「手術」と言ったかもしれませんが、患者さんにすれば、かなり身構えても無理はないですよ!しかし、「手術するのであれば、矯正は必要ないのでは」と言うのは少し違います。

 大人の矯正治療では、歯につけるワイヤーや装置は歯を動かすものであって、あごの自体の位置や形を修正できるものではありません。逆から言うと、手術はあごの位置や形や大きさは変える事ができますが、一本一本の歯の位置のコントロールは不可能です。
 このように、歯の位置を今のあごの形や位置にあわせて配置するだけでは、充分な改善が得られないと判断される場合には、あごそのものを修正することができる外科手術を併用する事があり、これを「外科的矯正治療」と言います。

 例えば、kikoさんのおっしゃるように、矯正治療は行わずに手術してあごの位置を移動したとします。しかし、これでは上下の歯は全く咬み合っていない状態です。この状態では、せっかく手術したあごの位置も安定させる事は難しいのはお解りいただけると思います。
 このため、通常は我々矯正歯科医がレントゲンや模型の計測に基づいて、手術であごをどちらの方向へ何ミリ移動するか、また、歯の位置をどこに移動するかと言う設計図を作成し、口腔外科の先生とカンファレンス(合同会議)を行います。ここで、あらかじめ治療目標を設定し、その治療目標を達成するためにどのような治療を行えば良いか、そのような手術をするか、歯の移動はどのように行うかを決定してから治療を開始します。

 kikoさんの場合はやはり、骨格系にも問題があるため、初診の相談時から手術の可能性もある事を伝えたかったのだと思います。患者さんによっては、手術をするなら治療しないと言われる場合もありますので、これは重要なことです。
 外科矯正治療についての良いご質問ありがとうございます。
 少し、すっきりされましたか?

お礼
2006年4月21日(金)01:04:04相談者:kiko
小笠原先生、大変丁寧なご返事ありがとうございました。すっきりしました。先生のご意見をもとに、今現在通っている矯正歯科に行き、話をしたところです。ただ、少し事情があって、実際の治療を開始するのはしばらく後になりそうです。実は、歯の噛み合わせのほかにも気になることがありまして、この掲示板とは直接関係ない美容外科関係のことなので内容は詳しく書きませんが、そちらの手術を先に行うことになりました。矯正歯科の先生とも相談して決めました。それが終わった後に矯正治療を開始する予定です。
ただ、こうしていろいろと教えて頂いたこともあって、ぜひ小笠原先生に歯の状態を見ていただきたいと思っているくらいです。
いろいろと本当にありがとうございました。


175: 水平埋伏智歯について
2006年3月25日(土)17:08:41相談者:匿名
 はじめまして、私は矯正を決意し、先日レントゲン等の診察を受けてきました。 下顎両方の親知らずが完全に骨の中に埋まっているとのことでした。主治医の先生は、太い神経のそばにあって抜くと腫れたりしびれがひどい可能性がある、隣の歯と重なり合っていないし抜かないで矯正しましょう、とおっしゃいました。知歯をそのままにすると矯正してもまた歯を前に押し出してしまうので抜いた方が良い、とのご意見の方がよく耳にしますが(インターネットで)、時と場合による、ということでしょうか?自分としては主治医のおっしゃるように、危険を伴って抜くなら夜間リテーナーを一生つけた方がいい!と考えますが、専門医の一般的なご意見を聞かせてください。よろしくお願いいたします。
治療開始前の質問 【本人からの質問】

回答 Re:水平埋伏智歯について
2006年3月26日(日)16:36:44回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 下顎の親しらずの抜歯基準のご質問ありがとうございます。
 「太い神経のそばにあって抜くと腫れたりシビレがひどい可能性がある」
 「智歯をそのままにすると矯正してもまた歯を前に押し出してしまうので抜いた方が良い」という意見はどちらも正解です。

 判断の基準は親知らずを抜歯するメリットとデメリット。親知らずを抜歯しないメッリとデメリットを比較して、その患者さんにとってよりメリットの多い方を選択する事です。

 親知らずを抜歯しないメリットは、抜歯手術による神経や周囲の組織への悪い影響やストレスを及ぼさない事と臼歯を虫歯や歯周病で失った場合にスペアとして矯正治療で移動して使用したり、外科的な歯の移植に使用できることです。

 親知らずを抜歯しないデメリットは、埋まっている親知らずの周囲に炎症を生じて試験の前や旅行中などの大切な時や体力が弱っている時に腫れたり痛くなったりするリスクを常に抱える事になります。さらに、その親知らずが炎症を起こして虫歯状に壊れてしまうのみならず、その前方の第二大臼歯まで破壊が進み、この歯まで抜歯になる可能性があります。また、矯正治療の終了後に親知らずによって臼歯が前方へ押し出されて下の前歯の歯並びがデコボコになったり、顎関節に障害を与える可能性があります。

 親知らずを抜歯するメリットは上記の抜歯しないデメリットが完全に防止できる事。
 親知らずを抜歯するデメリットは親知らずを抜歯しないメリットがなくなる事です。

 もうひとつ、親知らずがすべてて揃っていない事も多く、対合歯(下の親知らずと咬み合うはずの上の親知らず)がない場合は、不労歯(存在しても咬み合う歯がなく機能できない歯)となって、伸び出し過ぎになり、下あごの円滑な咬む動作に影響を与える事があります。この場合はやはり抜歯した方がメリットは大きいです。

 まだ、これ以外にもその患者さんの条件によって、いろいろな要素が考えられます。それらを総合して、抜歯と非抜歯は考慮されるべきでしょう。親知らずの抜歯は歯並びを悪くしないためだけではありません。むしろ、それ以外の要素の方が多いくらいです。
 この文章では、よけい迷ってしまうかも知れませんね!(笑)
 書き出して、比較すると解りやすいかもしれませんね。



176: 過剰埋伏歯はいつ抜くべき?
2006年3月22日(水)01:43:27相談者:うの
7歳の女児です。中切歯の正中離開と傾斜が気になり検査を受けたところ、逆性の過剰歯が口蓋側の浅部に2つ埋まっていました。先生によって直ちに抜歯して矯正すべきという意見と、もう少し大きくなってから抜歯、矯正すればよいと言う意見と、見解が異なり困惑しています。見栄えは当人も家族も気にしています。
直ちに手術すべきか、様子を見るべきか、どちらがよいのでしょうか。
治療開始前の質問 【お母さんからの質問】

回答 Re:過剰埋伏歯はいつ抜くべき?
2006年3月23日(木)17:23:49回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 上顎の逆性過剰埋伏歯の抜歯時期という具体的なご質問ありがとうございます。
 7歳と言うと小学校2年生か3年生ですね!
 私は「早く抜歯して矯正治療した方が良い」という意見も良く解りますし、「もう少し待ってから矯正した方が良いと」という意見もわかります。

 7歳という年齢では、上の前歯が生えているとは言っても、根の先端はまだ未完成の事が多いです。2本の埋伏歯は多分この未完成の根の近くに埋まって居ますので、埋伏歯を外科的に摘出する際に未完成の根に障害を与える可能性があります。この辺を配慮すると、もう少し上の前歯の根の完成を待ってから手術した方が良いと言えるでしょう。
 ただし、私が診ている訳ではありませんので、根の完成の度合いがどの程度で、埋伏歯の位置がどこにあるわかりません。この関係が微妙なために、ドクター間で治療開始時期に意見の相違が出てくるのではないでしょうか?

 上の前歯の根にさえ悪い影響がないのであれば、気にされている上の前歯の配列はそろそろ初めて良い時期です。しかし、上の前歯4本の大きさが大き過ぎて、現在のスペースに収まり切らないようであれば、左右の乳歯の犬歯も抜歯してから並べなくてはならないかも知れません。前歯4本を配列するスペースがないのに無理に並べると上の歯が出っ歯になってしまう事があります。このあたりを「もう少ししてから」と言っている先生は考えているのかも知れませんね!

 以上の両者の考えを踏まえて、もう一度担当の先生とよくご相談してみてください。
 治療に対するご希望がはっきりされているので、以外に簡単に答えはでると思います。


ご回答ありがとうございます
2006年3月23日(木)21:17:11相談者:うの
小笠原先生、はじめまして。
ご多忙のところ丁寧なご回答頂きありがとうございました。
幼い子供に傷をつけてまで矯正をすべきなのか、未だに悩んでおりますが、後々の事を考えて手術はしようと思っています。
もう一件別の大学病院に紹介状を書いて頂き受診する予定ですが、そちらでも手術しない方がよいと言われた場合は、キッパリと諦めて数年先に見送るつもりです。
側切歯が内側から出てきているのは気掛かりですが、せっかく矯正しても前歯がダメになってしまったら後悔しようにも出来ませんので…。
大変ありがたい助言頂き感謝しております。


177: 受け口
2006年3月21日(火)20:49:42相談者:大城
8歳の息子ですが、乳児検診時から受け口だと言われ現在矯正を考えております。時期的に遅くないと言われましたが、2、3年かかると言われました。歯と同じであごも矯正が終わったあとに戻る可能性がありますか?歯と同じくらい違和感や痛みを伴いますか?
治療開始前の質問 【お母さんからの質問】 乳歯期

回答 Re:受け口(骨格性下顎前突の治療について)
2006年3月23日(木)17:21:19回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 大城さん、ご質問ありがとうございます。
 文面から推察すると、息子さんは骨格性の反対咬合のようです。この骨格性の治療と治療結果の後戻りについて、ご心配されているようですね。
 では、反対咬合の成り立ちにからご説明します。
 同じ反対咬合でも、上の前歯が内側へ傾斜したり、下の前歯が外側へ傾斜したために咬み合わせが逆になる「歯性」のものと、上のあご自体が後退したり下あごが大き過ぎるために起こる「骨格性」のものがあります。また、この歯性と骨格性の要因がミックスされている場合や舌の癖が合併している場合もあります。
 ここでは、可能性の強い骨格性の反対咬合の治療について述べてみます。

 その前に上下のあごの成長について知らなければなりません。
 実は上下のあごは風船を膨らますように、均一に大きくなるわけではありません。
 上あごは鼻の底の骨ですが、前方へはあまり出ずに高さが増加していきます。
 しかし、下あごはあごの関節の部分で長さが大きくなりますので、前方で下の方へ成長して行きます。従って、上下のあごの成長方向が下あごの方が前方成分が強いのです。
 もう一つ、上あごは脳の入っている頭蓋骨と鼻腔を介して連結しているので、成長は脳などの神経型の影響を受けます。脳の大きさの成長は小学校3年生で99%終了してしまいます。しかし、下あごは手や足と同じ一般型の成長パターンを持っています。身長は女の子では小学校5年生から6年生あたりで、男の子は小学校6先生と中学校1年生あたりで、年間10cm近く伸びる時期があります。この急激な身長の伸びを「思春期性のスパート」と呼んでいます。

 この2つの要素を考え合わせると、骨格性の反対咬合の子の下あごの成長が不利である事がわかると思います。従って、大城さんがご心配されているように、せっかくあごの位置の治療を行っても「後戻り」ではなく、下あごの成長によって、また反対咬合になってしまう事はそれほど珍しいことではありません。
 しかし、小学校低学年のうちにあごの位置を治療しても無駄という事ではありません。
小学校3,4年生までに、上下のあご自体の位置をコントロールして、しっかりした上下の歯の正常な咬み合わせを作っておく事は、この思春期性のスパートの時期に上下のあごの成長のバランスを崩さないために非常に重要な要素です。

 ただ、すべての矯正医がそのように考えている分けではなく、骨格性の下顎前突症は大人のなってから手術して治療すれば良いと考える先生もおりますので、ご承知ください。

 装置の違和感や痛みについては、様々な装置がありますのでいちがいには言えませんが、やはり最初のうちは違和感や痛みがあります。しかし、1週間以内で気にならなくなれば特に問題はありません。むしろ、お父さんやお母さんが心配しぎて、痛いの?としつこく聞いたり、「すっげー装置だな」とか「オームみたい」とか発言してしまうと、本人が装置を使用するのを嫌になってしまいますのでご注意下さい。

 少し長くなってしまいましたが、ご理解いただけたでしょうか?


178: 困っています。
2006年3月17日(金)23:06:34相談者:あんず
はじめまして。私は今、口を閉じたときに
前歯が唇に押されているような感じがして困っています。歯並びは悪くないのですが、上の前歯と下の前歯の中心が少しずれています。これは顎の問題なのでしょうか。教えてください。お願いします。
治療開始前の質問 【本人からの質問】 その他

回答 Re:困っています。
2006年3月18日(土)18:17:38回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 あんずさん、こんにちは!
 「口を閉じたときに 前歯が唇に押されているような感じ」というのは、口が閉じずらいという事でしょうか?もしそうであれば、前歯が出過ぎなのかも知れません。
 それとも、前歯はそんなに出ていないのに「唇に押されている感じ」がするのでしょうか??
 この押される感じというのは歯や骨格系、唇の筋肉などの前後的な問題点がある可能性があります。しかし、上下の前歯の中心がズレているのは左右の問題ですので、ご質問の「唇に押されている感じ」とは直接は関係ないと思います。

 この、掲示板では典型的な不正咬合や症状については、あたかも診たように書いていますが、実際に診せていただいているわけではないので、もし全然違ってたらどうしようと思いながら書いています(笑)。
 あんずさんの場合は、やはりきちんと診察させていただいた方が良いと思いますので、お答えは差し控えさせていただきます。ぜひご近所の矯正専門医でご相談下さい。私がお答えするより、的確で現実的な答えが出ると思います。
 こめんなさい。また、解らない事があればご質問下さい。



179: 生え変わり
2006年3月17日(金)08:33:15相談者:みい
6歳の娘のことでご相談させていただきます。
下の前歯の時は、乳歯が抜ける前から永久歯が生えてきてしまい、抜歯をしました。
しかし、上の前歯が2本立て続けに抜けてから4ヶ月以上たちますが、新しい歯が生えてきません。
すると今度はその隣の歯がぐらぐらして血が出てきました。
また、下の前歯の2本隣の歯もぐらぐらし始めたのです。
長い間新しい歯が生えないと歯並びに影響すると聞いた事があるのですが、このまま様子を見ていて大丈夫でしょうか。
治療開始前の質問 【お母さんからの質問】 乳歯期 乳歯と永久歯

回答 Re:生え変わり
2006年3月18日(土)17:59:42回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 歯の生え替わりについてのご質問ありがとうございます。
 まだ、乳歯が抜けてないのに永久歯が生えて来たり、かと思えば、乳歯が抜けたのに、なかなか永久歯が生えて来なかったり…。かと思えば、とんでもない所の乳歯がグラグラしてきたり( * へ * )。
 みいさんにすれば、次から次と、一難去ってまた一難という感じで、疲れてしまいますね!!でも、これらの一連の事柄は全部つじつまの合う話でバラバラの事ではないのです。

 通常、永久歯は自分の上に生えている乳歯の根を徐々に溶かしながらハグキに向かって上がってきます。乳歯の根は最後には永久歯に完全に融かされて歯冠と呼ばれるハグキの上に出ている部分だけになって、ポロリと取れてしまいます。これが、正常な生え替わりです。
 しかし、永久歯の芽が乳歯の真下にないとしたらどうでしょう。
 この原因は、あごの骨の中で永久歯の芽が混み合って、この段階からすでに真っ直ぐには並んでいないからです。
 この場合には、正常に乳歯の根が融けません。この乳歯はいつまでたっても抜けませんので、乳歯の後ろや横から永久歯が生えてきてしまいます。この残った乳歯は歯医者さんで抜歯しなければなりません。
 また、上の中切歯2本の大きさは、乳歯の中切歯2本の大きさよりもかなり大きいなもので、乳歯の前歯3本分の事はめずらしくありません。すると、上の乳歯2本が抜けてもこの隙間に生えて来る事ができないのです。その隣の乳歯のスペースも使わないと生えて来る事ができないでいます。このため、その隣の歯までグラグラしてしまう結果になります。
 しかし、前歯が生えて来ないと心配する事はありません。生えて来ないのは生えて来る隙間を探しているだけです。
 よく、「長い間新しい歯が生えないと歯並びに影響する」とか「適切な時期に乳歯を抜かなかったから歯並びが悪くなった」と言う意見をお聞きしますが、これは原因と結果が完全に逆転しています。
 「新しい歯が生えないから」または「乳歯を抜かなかったっから」歯並びが悪くなったのではありません。あごに対して、歯が大きすぎて歯並びが悪いせいで「新しい歯がなかなか生えて来ない」、「乳歯が抜けていないのに永久歯が出てきてしまう」のです。

 みいさん、どうでしょう??解っていただけたでしょうか?

 結論は「このまま様子をもみても大丈夫」というより、今の所、打つ手がありません。もう少し生え揃うのを待ってから、前歯だけ並べなおす「抑制矯正治療」が必要かもしれませんネ。
 上下の前歯4本づつが生え揃うと、かなり前歯のデコボコがひどくなるかもしれません。この前歯のデコボコのせいで咬み合わせがズレて来るようであれば「抑制矯正治療」を行って、今後のあごの成長を正常な方向へ軌道修正する必要があります。
 そろそろ、相談する矯正専門医を捜す準備をされた方が良いでしょう。

ありがとうございます
2006年3月19日(日)09:37:24相談者:みい
ご回答ありがとうございます。
自分自身の歯並びがかなり悪く、娘には苦労させたくないと思っていたのですが、やはり矯正が必要になってくるのかもしれませんね。
でも、細かい説明をしていただいて、とてもよくわかりました。
入学式を控えて、結局今現在前歯三本ない状態で、それもまたかわいい思い出になることでしょう(^^;
お忙しい中、アドバイスをいただいて、本当にありがとうございました。


180: 骨の吸収
2006年3月10日(金)02:24:54相談者:舞
矯正に興味がある23歳女性です。
しかし、成人になってから矯正を行うと、大小の差はあれ
歯槽骨が吸収されてしまうと聞き、躊躇しています。
歯の動かし方に気を使えば、歯槽骨の吸収はある程度は
防げるのでしょうか。

回答 Re:骨の吸収
2006年3月10日(金)21:21:16回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 初めまして。「成人になってから矯正を行うと、大小の差はあれ歯槽骨が吸収されてしまう」というのは、何かの聞き間違いではないでしょうか?
 矯正治療によるリスクの中にそのような事柄はありませんし、文献も知りません。
「風説の流布」から仕入れたネタかもしれませんね!(笑)

 歯槽骨ではなくて、歯の根の先端が、歯の移動を行った後に短くなってしまう「歯根吸収」という現象は矯正治療のリスクとして上げられています。なぜ歯根が吸収するかについては、現在のところ様々な説があり、まだ解明されておらず完全に防ぐ事ができません。しかし、この歯根吸収によってその歯がダメになることは、ほとんどありまえせん。加えて、この歯根吸収は成人の矯正治療に限った事ではありませんので、舞さんの聞いた話とは少し違うかもしれませんね!
 もう一つ、成人の矯正治療のリスクの一つとして歯周病(わわゆる歯槽膿ろう)があります。これは、歯の周囲の組織、歯茎や歯の根の周りの歯根膜や歯槽骨に起こる感染症の一種で、重篤になると歯槽骨が破壊されて歯を維持する事ができなくなり、歯が抜けてしまいます。日本人の歯を失う原因の多くはこの歯周病です。

 この歯周病を持ってる方の矯正治療は難しいです。
 ここで歯の動くメカニズムを説明しておかなければなりません。
 通常50gから150gくらいの弱い持続的な力である一定の方向へ歯を引くと、引かれて圧迫された側の歯槽骨が吸収されます。また、引かれた方向の反対側の歯根膜は拡大されて、その部分には新しい歯槽骨が作られます。この、歯槽骨の吸収と添加によって歯の移動が起こるわけです。
 従って、歯根膜などに炎症があり、この歯槽骨の吸収と添加が正常に行われないと歯が動かなくなります。このため、矯正治療で歯を移動する前には必ずこの歯周病のコントロールが必要です。
 だらかと言って、歯周病をお持ちの患者さんが「矯正治療ができない」わけではありません。私の診療室では歯周病専門医と連携しながら、歯周病の患者さんや60歳以上の患者さんでも矯正治療を行っています。

 舞さんのご質問から自分の診療室の宣伝になってしまい、ごめんなさい。
 というわけで、大人の矯正治療が子供に比較して危険などという事はありませんので、ご安心ください。ぜひ、お近くの矯正専門医にご相談ください。ここでは、一般的なことしかお答えできませんが、診せていただければ、治療についてもっと具体的なお話ができます。ご質問の答えになったでしょうか??

Re:骨の吸収
2006年3月12日(日)23:54:33相談者:舞
お返事有難うございました。そうなんですね、友達が矯正治療をして、「一部歯茎が下がってしまった。歯槽骨が吸収されたみたい」というようなことを言っていたので、心配していました。矯正治療について、前向きに考えてみたいと思います。

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