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▼ 下顎前突と反対咬合
下顎が前に出ているケースを下顎前突といいます。
反対咬合は下顎前突と同義語ですが、特に、歯の咬み合わせが上下逆になっているケースをいいます。
▼ 反対咬合(受け口)とは
反対咬合は一般に「受け口」と言われ、噛み合わせが逆になっている(上の前歯よりも下の前歯が前に出ている)状態の不正咬合です。
▼ 反対咬合の原因
反対咬合は上顎の骨と下顎の骨の発育バランスの違いから起こります。
正しい噛み合わせでは、上顎の前歯が下顎の前歯にかぶさることにより、下顎の前歯が前にでることを抑えています。
しかし、成長の段階で反対咬合になると上顎の前歯による抑制がなくなるので、下顎が前方に伸びて過成長になります。
また、反対咬合の子どもは食事のときに上顎骨に必要な刺激が加わらないために、上顎骨の発育がさらに萎縮します。
乳歯の熾烈でも反対咬合は5〜10%の割合で発症するといわれ、放置しておくと上顎の叢生になる可能性も高くなるため注意が必要です。
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