キューピーさん、こんにちは!今日の矯正歯科でのお話はいかがだったでしょうか? 今から始めるか?大人になってから矯正するか?というのは、ちょっと極端すぎる選択肢のような気がしますよ!(笑) 小さいころから治療した方が良い子は次の3つの項目に該当する方です。
1.あご自体の位置に問題がある子 これは、反対咬合と呼ばれる咬み合わせが逆の子や上顎前突の方でその不正咬合の原因が骨格にある場合です。 2.新しく生えて来た永久歯の前歯4本の歯並びが悪いために、本来咬みたい位置よりも前後または左右にズレて咬んでしまっている場合。この場合には放置するとあごの正常な成長に悪い影響がありますので、主に上の歯並びは整えておいた方が良いでしょう。 3.悪い癖がある場合 指しゃぶりや口呼吸、舌の悪い癖、下唇を咬む癖、いつも口を開いている癖、頬杖などは、今後のあごの成長や歯の位置に大きな影響があります。正常なあごの成長と歯の萌出のためには、これらの癖を止める練習が必要です。
キューピーさんのお嬢さんは、上記の項目に該当する所があるでしょうか? 「この子の歯は大人の歯の様にきれいに整列しすぎてる、歯と歯の隙間がないから、永久歯がはえてくるとき様子をみててあげて、今の子はあごが小さいから・・・、あごが発達していけば、広がっていくかもしれないから、まだ今の所はわからない・・・」 とおっしゃっている先生は、まだ時期が早いという事を言っていると思います。
「あと2年位すればあごも発達するよとか、2年待ったら遅いから、今の小さいうちに歯科矯正をした方がいいよとか」 この前者のあごも発達すると言うのは本当です。しかし、後者の今の小さいうちにと言う意見は、キューピーさんも疑っているように、根拠がありません。
小さいうちにキレイにしてあげたいというお気持ちは良くわかります。 担当の先生がおっしゃっているように、乳歯から永久歯への交換期の6歳から7歳くらいになると、乳歯は隙間だらけになっていないと、新しい永久歯の生えるスペースが足りなくなってしまう事は確かです。しかし、前歯の生える部分のあごの大きさを大きくする技術は今の所ありません。文章から拝見すると、もうしばらく様子を見てもよさそうです。 今日の矯正相談の結果もぜひお教え下さい。
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