矯正治療をやめたいのですが・・。 |
2009年2月9日(月)10:35:16相談者:ぽけたまま 【香川県】 女性 44歳 |
現在、矯正治療を始めて6ヶ月が過ぎました。顎が小さいせいで歯並びが悪く虫歯もひどかったので、ずっと治療したいと思っていたのですが、パニック障害を患っていたので治療できずにいたのですが、そちらがほぼ完治したので、矯正治療にかかりました。でも、治療を始めて6ヶ月、頭痛というより頭蓋骨が締め付けられるような感覚や、肩こりや、イライラなどの症状が出るようになりました。 そこで、お教えいただきたいのですが、 @現在、歯が並んできている途中で、へこんでいた前歯2番が出てきたので下の歯と当たっているので、奥歯がかみ合わず少し隙間があり、噛めない状態です。そのことで、ストレスを感じたり、肩こり等の症状があると考えられますか? Aやめることも考えているのですが、現在当たっている所を解消してからやめたいのですが(この状態では奥歯で噛めないので) そうするには、どんな治療になって、期間はどのくらいかかりますか? また、何かよいアドバイスがあれば教えてください。 よろしくお願いします。
|
|
Re:矯正治療をやめたいのですが・・。 |
2009年2月16日(月)19:25:08回答者:小笠原 潤治
(ウイズ矯正歯科) 編集 |
ほけたままさん、こんにちは! ずっと気になっていた歯並びを治し始めたのに、辛い症状が出て来たようで心中お察しします。書き込みされて、約1週間になりますが、その後の不快な症状はいかがでしょうか?? 矯正治療中の咬み合わせが不安定なため、肩こりや、イライラなどの症状が出ることは珍しいことではありません。パニック障害などの既往がない方でも、この中途半端な咬み合わせは、ストレスになります。 また、この現代に生きるどんな方でも、日々様々なストレスにさらされていて、これに咬み合わせのイライラが加わると、治療している我々も気の毒になってしまう事がしばしばです。 勿論、歯の移動によるこれらのイライラが、最も軽くなるように考えて治療を進めてはいるのですが、ぼけたままさんのように、咬み合わせが逆になっている前歯を元どおりの位置に移動する時には、一時的にどうしても中途半端な咬み合わせの期間が生じてしまいます。 しかし、この不安定な期間は一時的なもので、短くて1か月、長くても数か月で終わってしまいますのでご安心下さい。 また、「現在当たっている所を解消してからやめたいのですが、 そうするには、どんな治療になって、期間はどのくらいかかりますか? 」 というご質問ですが、治療方法も期間も現在の治療と全く変わりません。 咬み合わせの不安定が解消されてしまえば、不快症状も少しずつ収まって来ると思いますがいかがでしょうか? また、この歯の移動の際の不安定な咬み合わせが引き金になって、以前のパニック障害の症状が悪化している可能性もありますので、ぜひ以前かかっていた心療内科の先生にもぜひ相談してみて下さい。 せっかく長年気になっていた歯並びが治るのですから、ここはなんとか矯正治療を止めないで、もう少し先に進んでみた方が良い結果になるのではないかと思います。 また、この事は矯正治療の担当医にもぜひご相談下さい。何か治療上で考えてくれるかも知れませんので。
また、解らない事がありましたら、書き込みお待ちしております。
|
|
Re:矯正治療をやめたいのですが・・。 |
2009年2月16日(月)21:02:21返信者:ぽけたまま
|
こんばんは。はじめまして。 ご回答くださりありがとうございました。 先生のように「不快な症状はいかがですか?」とか、「お察しします」とか、患者の気持ちを思いやってくださる主治医だったらよかったのですが、私の場合は運悪く、そういうお言葉をかけてくださる方ではないので、それもあって頑張れないな、やめたいなと思ったんだと思います。 こちらのサイトには、主治医に先生に相談すれ解決する内容のご相談が多くて、けど、私のように直接聞きにくいから、たくさんの投稿があるにではないかと思います。 今の医院での治療はやめる決心をしました。返金はできないと言われましたので、費用の関係で、転院したとしても部分矯正でお願いするしかないかなと思っております。 今から部分矯正に切り替えることは可能でしょうか? その方が、パニック障害の既往歴があることもあって、負担が少なくすむのではと、素人考えで思っています。また、マウスピースでの治療も負担が少ないみたいなので、考えていますが、何かアドバイスがあればよろしくお願いします。
|
|
Re:矯正治療をやめたいのですが・・。 |
2009年2月23日(月)16:53:18回答者:小笠原 潤治
(ウイズ矯正歯科) 編集 |
ぼけたままさん、お返事ありがとうございます。 そうですか・・。頭の痛さや肩こりだけでなく、心も痛かったんですね。 すでに現在の担当医への信頼は失われているようなので、そういう事であれば、転院も仕方がないでしょう。 でも、一時の不安定な咬み合わせは、だいぶ落ちついて来たのではないでしょうか?
まずは、次に診てくれる先生選びを始めなくてはなりません。 費用の事が重要な事は解りますが、まずは装置の種類や治療方法よりも、気のあう、一緒に頑張れそうな担当医を探しましょう。 矯正治療はご存知のように、自費診療ですから、治療方法ごとに料金を変えている先生と、私のように請け負い制の「治していくら」という料金体系の所もありますので、部分矯正だから安くすんだり、治療が簡単になるとばかりは限らないのです。
従って、安く引き受けてくれる先生を探すよりも、ぼけたままさんと一緒に、なんとか上手く着地地点を探す治療を請け負ってくれる先生を探す方が失敗しないと思います。 世の中には、部分矯正なら簡単にできるとか、マウスピースの治療なら簡単で安くできると勘違いされている患者さんだけでなく、先生もおります。すでに抜歯して治療を開始している「ぼけたまま」さんの治療の「リカバリー」を行なえるのは、やはり矯正歯科専門医でしょう。
日本臨床矯正歯科医会のメンバーや日本矯正歯科学会の認定医か専門医をホームページから検索して、ぜひ相談に行ってみて下さい。 この時、現在の担当医には初診時の状態の写真や模型、レントゲンをいただかなくてはなりません。なるべく角が立たないように、転院したいという事をお話しして、初診時の資料をいただきたいと言って下さい。また、今スグは無理でも、少し時間がたてば支払った料金の一部の返却にも応じてくれるかも知れませんので、こちらも平行して交渉してみて下さい。この時には、電話や直接出向くよりも、お手紙を書くのが良いでしょう。
あまり参考にならなかったかも知れませんが、担当医選びや転院の際に、また困った事があったら、書き込み御待ちしております。
|